凌辱の方程式


―3―

「まあ、なんだ、なるべく優しくしてやっから、せいぜい楽しんでくれよ?」
 優しくされようが乱暴にされようが、少女が俺にこれから強姦されることには変わりはないのだが、彼女の身の上を聞いた今となっては、とりあえずあんまり酷いようにはしてやりたくなかった。
「…と、これから可愛がるのに名前を知らないのもなんだな。俺は礼二って言うんだけど、お前さんは?」
 名前を聞いておかないとなんとなくやりづらいので、少女の名前を聞いてみる。
「…むつ、き…睦月、です。」
 震える声で少女が答える。
「そうか、睦月、か。」
 復唱して確認する。
 こくりと彼女の首が動く。
「よし、睦月…可愛がってやるからな?」
 そう言いながら、有無を言わさぬ素早さでまた睦月の唇を奪う。
「〜〜〜〜!」
 口の中で悲鳴を上げる睦月の唇を思う存分吸ってやる。
 睦月の見開いた眼からぼろぼろと涙がこぼれ、そして、薄目を開けて彼女の反応を確かめていた俺と目が合った所であわててぎゅっと目を閉じる。
「う、うぅ…あたし、まだ…だった…の、に…」
 睦月の柔らかい唇を十分堪能してから彼女の唇を解放してやると、彼女が俺を睨みつけながらひっくひっくとしゃくりあげる。
「なんだ、かわいい顔してんのにファーストキスもまだだったのか?」
 ほっぺを撫でて涙をぬぐってやりながら聞いてみる。
「!…かわいくなんか…」
 みるみるうちに睦月の顔が真っ赤に染まって行く。
「…ばかに…して…」
 明らかにとまどった表情。
「?」
 思いも寄らない睦月のリアクションに俺も思わずとまどってしまう。
「おいおい、バカにしてないって…マジで可愛いぞ?お前。」
 ちょっと垢抜けないところはあるけど、それがかえって素朴な感じで、10人に見せて、8人位までは可愛いなって思えるくらいの顔だちであることは間違いない。
「…うそ。貧乏人だからって…ばかに、して…」
 睦月が肩を震わせながら言い返してくる。
「は?」
 俺は、睦月の言っていることが一瞬理解できなかったが、少し考えて、なんとなくわかったような気がした。
 たぶん、学校でも家が貧乏なのをネタにされていろいろといじめられたりして、誉められるのを素直に喜ぶことができないくらい心が萎縮してしまっているのだろう。
「…あのな、今日はじめて会った男に可愛いって誉められたんだから…自信を持てよ。な?」
 頭を優しく撫でてやりながらささやいてやる。
「あうぅ…」
 俺の視線から顔を背けて、睦月がまたぽろぽろと涙をこぼす。
「…ったく…ほれ。」
 俺は、服を脱いで自分の息子をトランクスから解放してやった。
 そして、先走りをこぼして、天井に向かってそそり立っているそれを睦月に見せつける。
「いやぁっ!」
 初めて男の性器を見せつけられて、睦月が悲鳴を上げる。
「あのな…お前がかわい過ぎるから、こんななっちまってるんだぜ?」
 もちろん、そういう理由だけで勃っているわけではないが、興奮の度合は初体験以来のレベルだった。
「あ、あ…」
 もうゆでられたタコのように真っ赤になっている睦月がぱくぱく口を動かす。
「さて、かわいい睦月ちゃんの方も、ちゃんとしてあげようかな。」
 俺はまた睦月に覆いかぶさり、今度は胸の白い膨らみの先端のピンク色の突起にキスをした。
「んひゃうっ!」
 自由にならない身体をびくっと震わせて、睦月が悲鳴を上げる。
 もう片方の胸を掬い上げるように撫でながら、唇と舌で先端の突起を嬲る。
「ん、んあ…気、気持ち悪いよぉ…」
 慣れない感覚に脅える睦月。
 それでも柔らかい胸をもてあそんでいるうちに、咥えている突起も、掌の下で押しつぶされている突起も固く充血しはじめてくる。
「乳首が、勃ってきてるな。」
 身体の方が未知の快感に目覚めはじめてきているのだろう。
「は、ぁ…やだ…」
 顔もかなり上気してきて、瞳が潤んできている。
 しっとりとした汗が睦月の全身を覆い、女の子の匂いが強くなる。
 頃合いを見て、胸をもてあそんでいた手を下の方に滑らせて行く。
「やっ!やあっ!」
 俺の手がどこを目指しているのか理解した睦月が悲鳴を上げる。
 でも、ストレートにそこをを目指さず、おへその周りで一回り。
「ひ、ひん…」
 そして、滑らかなラインに沿って足の間に手をさし入れる直前に、太腿へとジャンプ。
「ひゃああっん!」
 太股の内側を撫でられた睦月が高い声を上げる。
「すべすべ…」
 そのまま大切な部分には触れず、近づけては遠ざかるようにして、睦月のしなやかな太腿を撫で上げながら胸への攻撃を続ける。
「あ…あ、あぅ…んぅ…」
 かなり興奮してきたのか、鼻にかかったような吐息を睦月が漏らす。
「感じてる?睦月?」
 尋ねながら、太腿に這わしていた手を睦月の中心へと進める。
「きゃはぁんっ!」
 甲高い声と一緒にびくびくっと震える睦月。
 彼女の秘所に触れた指先に、しっとりと熱い湿り気が感じられる。
「…濡れてる…」
 指をかすかに動かすと、くちゅり、という音がする。
「ひぃっ!」
 その割れ目に指をほんの少し沈めると、指の腹の部分につんつんと突起があたるのが感じられる。
「…クリちゃんも、勃ってるね…」
 身体を起こして睦月の唇を奪いながら、俺はその突起を執拗に撫で上げる。
 そこから与えられる鋭い快感に彼女がびくっびくっと震える。
 そこがどんどん熱気を帯び、湿り気を増してくる。
「や、めてぇ…いじ、らないでっ!」
 快感と痛みにとまどいの声をあげる睦月。
「じゃ、いじるのはやめようか。」
 指だと確かに痛いのかもしれない。
 それならもっともっと恥ずかしいことをするつもりなんだから、全然問題は無い。

 身体を起こし、彼女の足をつかんで思いっきり広げてやる。
「い、やあああぁぁぁっ!!!!」
 睦月が大きな悲鳴を上げる。
 やっと生え揃ったばっかりの草むらも、その下に息づいてるピンク色の花びらも丸見えになっているのだから、睦月が恥ずかしがるのも無理はない。
「さっき、もう見てるんだけどね。」
 目を固く閉じて、羞恥に耐えている睦月にそう声を掛けてやる。
 たださっきとは違って、その場所は深いクレバスじゃなくて男を誘う妖しいお花が咲いてるけど。
「ここも、すごく可愛いな。」
 くんくんと匂いをかぐように鼻を近づける。
 ちょっと生っぽい匂いは、処女の匂いって奴なんだろうか。
「やだっ、やだぁっ!」
 わめきたてる睦月を無視して、俺は思いっきりそこに吸いついた。
「やめてえぇぇぇぇぇっ!」
 そしてそのまま睦月の下の唇に熱い熱いキスをくれてやりながら、舌で蹂躙する。
 はむはむと敏感な突起を唇ではさみながら、舌でその皮を剥くように舐めあげる。
 中からじわじわとにじみ出してくる蜜を吸いながら、彼女の中に舌を侵入させて見る。
「や、め…はい、っちゃ…やぁ…」
 もぞもぞ腰を動かしている睦月の太腿を撫でてやりながら、俺はひたすら彼女の快楽器官を貪った。


ということで名前も出てきましたね。
いよいよ次章は彼女の大事なものをいただいちゃいます。
次回更新もお楽しみに…

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