幼なじみと一線を越えてしまった今、クリスマスというイベントに期待していないと言えば嘘になる。
もちろん、彼女と一緒に過ごすクリスマスなのだが…
「ちょっと待っててね。」
彼女がそう言って、ドアの向こうに消えて15分近く経っている。
「おい、恵ぃ…」
ドアの向こうに呼びかける。
「あ、もーちょっとだよ。」
いったい何をしているものやら…

ぷれぜんとふぉーゆー

「えへへぇ、武ちゃん…」
リボンでぐるぐる巻きになった幼なじみがドアの向こうから現れる。
「な、なんのつもりだよ…」
…ってどう見てもわかる。
「なんのつもりって、クリスマスプレゼントじゃない。」
やっぱりそう来た。
この頃はのべつ幕なしにヤリまくるのもなんともみっともないような気もして、なんとなく、そういう方向になるのを避けていた。
が、不覚にも溜まりまくってた身体が正直に反応してしまう。
「今日は安全日だから、好きなだけナマで…がんがん膣内射精してねv」
…「安全日」、「ナマ」、「膣内射精」…それらの単語が頭を駆け巡る。
「…愛してるよ、武ちゃん…」
そこまで言われてしまっては、もう何も言うことはなかった。
俺はそのプレゼントを、夜が明けるまでずっと離さなかった。


米さんの所にサイト開設とリンク開通のごあいさつ代わりに描いたものです。
クリスマスシリーズの一環でもあります(笑)

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