「ば、ばかものぉっ!」ごびゅびゅごびゅごびゅっ!
「ひぃっ!あ、あああぁぁぁぁぁんっ!!!」
烏色の羽根を持つ美しい娘が俺の射精を腹の中で受け止めて、力の限り泣き喚く。
「う、うくっ、うぉっ!」
小便でも出るかのようにどばどばと彼女の子宮目がけて俺の精が迸って行く。
「ひ…いや、いやぁ…」
もうなす術がないことを悟ったのか、ぐったりとなってしまった彼女の中にびゅくりびゅくりとぶちまける。
これほどの快感を味わったことはいまだかつてなかった。

始まりは、修行のために篭った山の奥でこの娘に出会ったことだった。
「人間などがいくら鍛えたってムダだぞ。」
天狗だとみずから名乗った彼女はいきなりそう言ったものだ。
「どれほど鍛えたとて、私にかなうわけでもないんだからな。」
大した自信だった。
俺だって腕にはかなりの自信がある。
そこでこの自称「天狗」の娘を痛い目に会わせようと勝負を挑み…そして敗れた。
「ふん、口ほどにもない。」
倒れた俺を見下ろし、娘があざ笑う。
「…今に見ていろよ…」
俺は精一杯の気力を込めて娘を睨みつけた。
「ふーん、いい目をするな…じゃ、殺さないでおいてあげる。」
そう言うが早いか、俺は彼女に軽々と抱えあげられ、気がついた時にはふもとの町に立っていた。
「万が一にでも私に勝てたら、一つだけ願いをかなえてやろう。せいぜい強くなるのだな。」
空から彼女の完全に人をばかにした声が響く。
それから俺は毎年この山に篭り、そして毎年現れる彼女に勝負を挑んでは敗れていた。
敗れる度にさらに辛い修行に耐え、俺はどんどん強くなっていった。
そして、それから5年…
俺はとうとう彼女に勝利した。
「…た、たいした、もの、だな。」
俺に打たれたところをさすりながら彼女が立ち上がる。
「私も油断していたが、約束は約束だ、願い事を言え。」
そこで俺は気がついた、彼女に勝つことだけに夢中で、俺は願い事など考えていなかった。
「…」
必死に考える。
「なんだ、願いがないのか?もっと強くしてやることだって出来るし、金だろうが女だろうが欲しいものだってあるだろうが?」
あきれたように彼女が言う。
彼女の言葉でふと気がついた。
この5年、女とろくに話しもしたことがなかったな…
女は身近にいたが、そんなことがどうでもいいくらい、俺は強くなるために一生懸命だった。
そうか、女か…
言われてみると、目の前にとびきりの女がいるじゃないか。
この際、化け物だろうとかまうものか…

「ひぅっ…ひぅっ…えっく…」
俺が身体を離してからもしばらく動けなかった彼女が、やっとのことで起きあがり、ひたすら泣きじゃくっている。
血まみれの股間を押さえた指のすき間からどろっと俺の精液が溢れ出ている。
我ながら凄まじい量を中出ししたものだと思う。
「ば、ばかものぉっ!」
べそべそと俺を詰る彼女からは、あの強く凛々しい姿は想像できない。
「こうしてみると、やっぱりお前、可愛かったんだな。」
じっくりと眺め回すとまた股間がむくむくと持ち上がってくる。
「や、いや、だ。」
俺の変化に気付いて後ずさる彼女を俺はまた押し倒す。
「お前のせいで5年間女と付き合うヒマもなかったんでな…そうだな、少なくとも5年はこうして犯らしてもらおうか。」
我ながらいい考えだと思う。


リクエスト投票第3位は和風のお化け娘ということで天狗子たんです。
…どっぷりやられております(笑)

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