まどろんでいた意識が戻ってくる。
まぶたを閉じてても外が明るい。
どうやらもう朝らしい。
なにやら肌寒いということは、昨夜、そのまま寝ちゃったかな?
意識がはっきりしてくると、何か不自然な体勢の自分に気がつく。
なぜ、手足が上手く動かないんだろう?
取りあえず目を開けると、信じられないものが見えた。
「なんですか〜〜〜〜〜!!!!?」
思わずバカみたいな大声を上げてしまう。
自分の胸が一夜にして、小さいけれども女の子のように膨らんでいた。
「…ま、まさか…」
イヤな直感だった。
やけに股間が寂しいような感じがした。
「…」
その部分を確かめようと恐る恐る首をあげる。
「…な、い…!?」
そう、自分の見慣れたモノはその場所になかった。
「しょ、尚香さんはっ!」
昨夜一緒に寝ていた女性がこの状況のわけを知っているのではないかとあたりを見回す。
見回した目に飛び込んできたのは、何やら怪しい道具とか薬。
「…ど、どうなって…」
思わずそう呟いたところで、探していた人物が部屋に入ってきた。
「あ、しょう…こう…さん?」
この状況を説明して欲しくてかけた声が途中で途切れる。
綺麗な顔も、美しい身体もボクの大好きな尚香さん。
でも、たった一ヶ所信じられない場所がある。
「そ、それ、は…?」
女性である尚香さんに在ってはいけないもの。
男性の象徴たる肉の柱。
それが彼女の股間からにょっきりと生えていた。
「うふふ…おっきいでしょ?」
その肉棒をいじりながら尚香さんが微笑む。
確かにめちゃくちゃ大きいような気がする。
「ボクちゃんのが見本だよ?」
うっとりと見つめながら尚香さんが肉棒をしごく。
ひくり、ひくりと震えて、透明な粘液が先端からこぼれる。
「ボ、ボクのはそこまでおっきくないですっ!…って、な、なんで…?」
自分についてたモノだけど、こうして他人に見せ付けられるのは初めてだし、今、女の子の身体になってるせいなのか、正直怖い。
「昨日城下で会った怪しい仙人にね…秘密の薬と術を教えてもらったの。」
ボクの問いかけにあっけらかんと答えてくれる。
「そ、そういうのを試さないでくださいっ!!!」
ボクの話は絶対正論だと思う。
「だいじょぶよ。3日位で元に戻るって言ってたから。」
でも尚香さんは平然と落ち着いたものだ。
「ふぅ、よかった…で、でもボクに使わなくたっていいじゃないですか!!!」
一瞬その堂々とした様子に納得しかけて、ふと我に帰る。
「…どうせだから、姜維クンにも女の子のことをわかってもらおっかなって。」
ボクの詰問を可愛らしい微笑みで受け止めて答える尚香さん。
そういう軽い気持ちで怪しげな薬だか術だかを使われてはたまったものじゃない。
もともと彼女はそういう人らしいけど…
「あ、た、し、も、男の子がどれだけ気持ちいいか、試してみたいしね〜。」
そう言いながら尚香さんが寝床に上がってくる。
上がってきただけじゃなく、ボクの身体に手を伸ばしてくる。
「ひぇっ!」
尚香さんの指が、いきなりボクの女の子の部分に触れる。
彼女に触られたところからぴりっとしびれるような感じが背中を走る。
「なんてったって、狂ったみたいにしがみついて腰振って、どっくんどっくん出しまくるんだもん、絶対気持ちいいんだよね?」
くに、くにっとほんのちょっと痛いくらいの感じで尚香さんがボクの女の子を触ってくる。
「ふ、ふあぁぁっ!」
それだけじゃなく、尚香さんに比べれば随分小さなボクの胸にも彼女の手が伸びてくる。
最初は痛いのと気持ち悪いのが勝っていたハズなのに、ほどなく2ヶ所からぴりぴりが身体を走りはじめる。
「…か、かわいいっ!…や、やさしくしてあげるからねっ!!」
思わず声を上げてしまったボクを、うるうると感動の眼差しで尚香さんが見つめ、がばぁっと抱きついてくる。
それも、ただ抱きついてくるだけじゃなく、今度はいろんなとこにキスしてくる。
その間もボクをいじり回す手は止まらない。
「や、やめてくださいっ!!」
身体がなんだか熱くなって、頭がぼんやりしかけてくるのを振り払おうと大声を上げてみる。
「だいじょぶ…女の子もすっごく気持ちいいんだからっ!!!!」
でも、もう尚香さんはそんなことおかまいなしみたいだ。
しっとり潤んだ瞳でボクを見て、一層一生懸命になってボクを攻め立てる。
「だ、だめええぇぇぇぇっ!!!!」
はっきりと快感と感じられる感覚が襲いかかってくる。
それに抗おうと大声をまた上げて見たけどかえって逆効果だったみたいだ。
「ふふふふっ!いやよいやよも好きのうちよ!!!」
いよいよ本気でのしかかってくる尚香さん。
ほ、本当に怖いよぉっ…
尚香さん大逆襲です(笑)
いいように自分の体を弄んでくれた姜維くんをこれからたっぷり弄んであげるつもりのようです。