「…お強いですのね…」
身体の線を強調した服を身につけた美しい女性が、これまた整った顔だちの青年の前に座り込む。
「都督、おケガは?」
青年に護衛の将が尋ねる。
「大したことはない。それより、早く捕縛せよ。」
目の前の女性を剣で指して命令を下す。
「慌てることはございませんわ…私は強い方が好きですの。」
自ら両手を差しだし、女性が恭順の意を示す。
「乱暴な真似はしない。仮にも曹操の縁者故な。」
女性の微笑みの中に、どこか寂しげな表情が浮かんだのを見て、青年が目をそらす。
「…周瑜殿は、可愛らしい奥方の方がお好みなのでしょうが…」
戦が小康状態となった夜。
青年の幕舎の中で婉然と微笑む、件の女性。
強大な権力者の縁者である女性は、もちろん逃げ出すことは叶わなかったが、拷問を受けるわけでもなく、陣中でいわば軟禁状態に置かれていた。
「なにを…甄姫殿。」
青年が苦笑して答える。
武器を隠し持っていないことは確かめていた。
その上で晩酌がてら様々なことを語り合っていた二人だったが、話が妙な方向へと進んでいったことに、青年としても面食らっていた。
「私は、自らも武芸をたしなみます。」
それは重々青年にも承知の事実。
「しかし、いかな個人の武を磨いたところで…女の運命など、この乱世では木の葉のようなもの…」
女性がふと笑う。
「名門と実力を天秤にかけて、実力と覇気ある方を選んだのですが…」
青年も女性の経歴は知っている。
名門袁家から実力の曹家へ。
彼女が選んだ道とは言え、それしか道はなかったとも思えた。
「だから、私は強い男が好きなのです。」
そう言いつつ、着せられていた服を女性が脱ぎ捨てる。
「…私は…ここにいる間は周瑜殿のものですわ…私を破った、周瑜殿の…」
青年に女性が近づく。
「ご存分に…甄を、お楽しみくださいませ。」
「はぁ…はあ!」
青年のベッドの上で絡み合う全裸の男女。
「ぅ…は…江南の方は…なんと、情熱的…!」
青年の腰の上で淫らに腰をうごめかす女性。
その動きは白い大蛇のそれに似て艶めかしく、絡まりあう。
「!」
青年の顔を大きな乳房で押しつぶすように女性が挟む。
「いか、がです?」
胎内で一層硬度を増した青年の男根を、女性の媚粘膜が揉み潰す。
「河北の御曹司たちが開発した…っ…私の秘め処…!」
これまで、若々しく荒々し過ぎる欲望の全てを受け止めてきたのであろう女性の秘所は、青年の妻である少女の初々しいそれに比べると毒々しいほどに熟れ切っていたが、じっとりと男根に馴染むその感覚は、妻が与えてくれる瑞々しい快感とは異なった、果実が腐敗する一歩手前のように濃厚なものだった。
「甄姫、どの…それほど、されて、は。」
女性の胸で遮られかけていた苦しい呼吸の下から青年が声を掛ける。
「ああ…存分にお果てになってくださいませ!甄は、甄は、強い方の子種で身ごもりとうございます!!」
そう言いきった後に続く激しい腰のぶつかり合いの中、青年は女性の膣内におびただしい量の精を注ぎ込んでいった…
すごく前に李威さんからいただいていたリクの甄姫×周瑜ですー
上に乗っかって頑張ってます(爆)