「あぁ…ん!」
夜の帳の落ちた呉の陣営。
「ん!ぁ…だ、だめ…」
幾棟も立ち並ぶ幕舎の中から途切れ途切れに漏れてくる、若い娘の声。
ときおり、その声に、りん、りん、という鈴の音が混ざる。
「…」
夜中に目を覚ましてしまい、目が冴えてしまったのか、幕舎の前に一人の青年が通りかかる。
「…甘寧の幕舎か…」
面白くなさそうに呟いて、立ち止まった青年の耳に再び聞こえる少女の声。
「女を連れ込むとは、いい度胸だな。」
軍法違反という前に、青年としても最近ご無沙汰なだけに単純に面白くない。
「…邪魔してやるか。」
単純に幕舎に火でもかけてやろうかとも思うが、無駄に騒ぎを大きくすることもないと思いなおして、愛用の武器を手に取る。
そして、そろそろと幕舎の入り口に近寄り、帳を跳ね上げて一気に中へと飛び込む。
「甘寧!!キサマ女を連れ込むとは…!!!」
啖呵を切ったところまではよかった。
が、その後がいけない。
「え、え、え!…りょ、りょう、と!」
幕舎の主に背後から犯されていた少女が、目を白黒させる。
「な、なに!…っくは…!!!」
驚いて立ち上がろうとした幕舎の主が、突然情けない声をあげてまた腰を落とす。
「んぅ!」
目をきゅっと閉じて、身体をぶるっ、ぶるっと少女が身体を震わせる。
「あ…あ…あ…」
ぱくぱくと口を動かして、幕舎に入ってきた青年が立ち尽くす。
目の前で、幕舎の主の男根を根元まで打ち込まれているのは、彼らの大都督。
顔と帽子は少なくとも間違いない。
しかし、ささやかながら明らかに胸は膨らんでおり、股間には男の証は何もなかった。
ないどころか男根を埋められ、射精されたのか、白濁した粘液がぶちゅぶちゅと溢れ出すそこは、まごう事なき少女のそれだった。
「陸遜…いきなりバカみてぇに締めるから、出ちまったじゃねえか。」
くりくりと少女の胸の先端の突起を弄びながら幕舎の主が少女に文句をつける。
「お、お、お、おま、おまえ!」
茫然自失の状態から立ち直りかけた青年が口を開く。
「ああ、わりぃな。混ざりてぇのか?」
幕舎の主はまったく屈託がない。
「なにを!」
していると言おうとするのだが、言葉が急には続かない。
「ナニだよ、いや、知らなかったんか?実はこいつ女なんだわ。」
ずるっと少女から自分の男根を引き抜いて、少女の脚を広げてみせる。
「いや!バ甘寧!!」
じたばたと少女が暴れるが、男の腕力にはかなわない。
ぬらぬらと汚れた太ももも、ぽっかりと口をあけたまま、白濁液を垂らす秘穴もすべて青年にさらされる。
「…」
思わず青年の喉がごくりと動く。
「凌統よぉ、そんななってりゃ苦しいだろうがよ、素直になったほうがいいぜ?」
幕舎の主が笑いかける。

これで、俺達は兄弟だな(笑)「…んく…ん…く」
四つんばいになった少女が、幕舎の主の男根を頬張り、喉を動かしている。
「よーし、ちゃんと飲めるようになったな。えらいぞ、陸遜。」
頭をぐりぐりと撫でながら、男が笑う。
「ふ…ぅ…ふ、ふ、ふ、ふ、!」
少女の背後から、少女の尻をつかんで規則正しく、だが力強く腰を抽送していた青年の動きが細かく変わる。
「お、凌統もいくとよ、ちゃんといつもみたいに受け止めてやれよ?」
じゅぶじゅぶと粘液質な音がひとしきり高くなり…
「ん!!…ぅ、う、ぅぅ!」
少女がぶるっと大きく身震いしたところで、一瞬の硬直が生まれる。
「!、!」
青年が少女の尻を突きこねるように数回腰を突きだす。
さざ波のように少女の身体に痙攣が走る。
太ももと腹に、どろっと白い液体が流れる。
「遠慮しないで出せよ。なんてったって、これで俺たちゃ兄弟なんだからよ!」
少女の口からまだ萎えぬ男根を引き抜いて、幕舎の主が笑う。
「…うぅ…ちんぴらどもめぇ…」
ぽそりと呟く少女。
取りあえず、今晩はこれで終わらないのだろうなという少女の予想だけは、確かになりそうだった。


だいぶ前にいただいていたリクエストで女体化陸遜です〜
呉の悪ガキ(って感じしません?)2人に前後からいじめられてます


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