「兄さん、湯かげんどう?」
脱衣場から妹が声を掛けてくる。
「あぁ、ちょうどいい具合だぞ。」
扉の向こうに答えたあとで、入ってくるつもりなのだろうかと思いをめぐらす。
妹と睦み合うようになって、もう数ヶ月が経っていた。
最初は積極的な妹にリードされるようにして始まった関係だった…が。
「えへへー、入るね。」
案の定、全裸の妹が扉を開けて現れる。
「まだ俺が入ってるんだけどな。」
言いながら浴槽から立ち上がる。
「そんなこと言って…本当は期待してたでしょ?」
そそっと近づいてきて、いきなり私の股間に妹が手を伸ばす。
「お、おい!」
慌てて腰を引こうとするが、彼女の手がそれを許さない。
「あは、すぐに大きくなっちゃうんだぁ。」
しゅしゅ、と幹を擦りながら、袋の方をやわやわと揉み立てる。
女らしさを増した妹の身体に欲情しはじめていたモノが、手慣れた愛撫に見る見るうちに天を衝いて大きくなる。
「兄さんのって、はじめに比べて大きくなったんじゃない?」
上目づかいになって私のモノに唇を這わせつつ、妹が言う。
「やっぱ、あたしがいっぱいこすってあげたもんね。黒光りしてきてるしー」
心底楽しそうに妹に言われると、羞恥と奇妙な快感が背筋を走る。
「いただきまーす…かぽっ…」
あっという間に妹の口の中に飲み込まれていく私の怒張。
「んっ、ん…かぽかぽ…」
唇で幹を擦りながら、鈴口を舌でくすぐる。
「ふ、う…」
妹の巧みなフェラチオに、ため息にも似た声しか上げられない私。
「ちゅ、ぢゅ!ず…ん、ん、んく!」
喉の奥まで先端を迎え入れ、うぐうぐと喉の奥の粘膜で亀頭に絶妙な刺激を与えてくる妹。
「ちょ…ちょっと、待て、そんな、一気に飛ばしたら…で、でる。」
情けないと自分でも思うが、こればかりはどうしようもない。
「ちゅぱっ…だっらしなーい。」
妹が口元を拭いながらくすくすと笑う。
「カノンも、兄さんが早いって言ってたよー」
それは男にとってあまり言ってほしくないことではある。
「でも、回数は多いもんね。」
またちゅっちゅっと私のモノに妹がキスをして来る。
「さっきから人のことばかり言ってるけど、お、お前だって、なんか胸大きく、なって…乳首の、色だって濃くなったじゃないか…」
最近とくにそう感じるようになった。
妹の背後から交わっている時、よく妹の胸を弄んでいたが、最初のころは手のひらにすっぽりおさまっていたのに、最近は手のひらからたっぷりと余るくらいに成長していた。
「あ、やっと気づいたの?」
ちろちろと怒張に舌を這わし、手で幹を擦りながら妹が言う。
「や、やっと…って!」
また妹の口中へと迎え入れられた私の怒張が、今度は容赦なく擦り立てられる。
「ら、らてぃあ、す!だ、だめ、だ!」
先刻まで高まっていたものが一瞬静まっていたのに、その容赦のない愛撫のおかげで限界をたやすく突破する。
「う!」
ごぷっと妹の口の中に精液を溢れさせてしまう。
「ちゅぽっ…ん…」
妹が口を離して、口の中の精液を飲み込む。
口から開放された怒張が、妹の手で擦られる度に雄叫びを上げて、妹の顔や身体に白く濁った粘液を引っかけて行く。
「兄さんのって、すっごく濃くてどくどく出るよねー」
精液まみれになった顔で妹が微笑む。
「だ、か、ら、ほら…わからない?」
片手で自分のお腹を妹がさする。
「わからない?って…ま、まさか…」
そこは、明らかに柔らかく膨れはじめていた。
「兄さんの、精子が入ったたまごがあるんだよ、ここに。」
最近、人間型でいることが多いせいか気にしなかったのだが…
「いっぱいたまごにかけてくれちゃったんだもん、ちゃーんと育ちはじめてるよ。兄さんと、あたしのたまご。」
人間や他の種族といくら交わったところで、別にこうはならないのだろうが…私と妹は同種。
卵を持った若いメスの身体に、若いオスが精子を注ぎ込んでいたら…こうなるのも、当然か。
「ちゃんとお腹の中であっためて、元気で大きなたまご産むからね!兄さん!!」
うれしくてたまらないという様子で飛びついてくる妹。
「家族が増えるんだよっ!たぶんそれは、とてもとても楽しいよー」
人気投票同率3位はらてぃあすさんです〜
両者擬人化してありますが(爆)
人間相手ならいざ知らず、あんまり兄貴と仲がよすぎてお腹が大きくなりはじめてます(核爆)
ところで、赤ちゃんでなくたまごなんですかね?