「んふっ!く、くぁんっ!」
強弱をつけてスファーナの中をえぐりながら、まとっている服を脱がせる。
すべすべした背中、まん丸のお尻があらわに揺れる。
「肌も、馴染んできたな…」
彼女の背中に体を重ね、腰を細かく揺すりながら耳元に息を吹き掛ける。
「い、いやっ!いやぁ…」
耳がくすぐったいのか、いやいやと首を振る。
「腰が動いてるぞ?」
俺が軽く腰を揺すっているのに合わせて、スファーナももじもじ腰を動かしている。
「ち、ちが…はあっ!ん!!」
大きく腰を動かして、彼女の内側の襞ひだを強く擦る。
「なんだって?」
すがりつくように絡みつく細かく深い襞ひだの間から、じわじわと熱い蜜が滲み出してくる。
「ふ、はん!っ!は!」
彼女の一番奥のこりこりした壁をどすどすと突き上げる。
「だ、だめ!こ、こわれちゃ…うふっ!」
辛そうな声とは裏腹に、きゅきゅっと肉壷が収縮する。
この間まではこういう動き方をしたら痛がって泣き出したのに、すっかり馴染んだものだ。
「感じてるんだろ?ん?」
ぱつんぱつんとリズミカルに抽送を繰り返す。
「ふひっ!ひ、ひ、ひぁ!んひっ!」
ちょうど上手いところが擦れているのか、それともスファーナのスイッチが完全に入ってしまったのか、一突きごとに可愛らしい鳴き声を上げる。
「ん、ふぁっ!い、いやぁっ!いや、いやっ…」
えぐるように、かき回すようにスファーナの蜜壷を責める。
幹を伝って袋のほうまで、彼女の中から掻き出された蜜が伝ってくる。
「ひっ、やあっ!こ、これっ、いや、だめ!」
ふるりっ、ふるりっとスファーナの身体が痙攣し始める。
「は、はわぅっ!お、おに、ちゃ…ん!や、やめっ!」
はひはひと切ない息の下から切れ切れに訴える。
もちろんそんなことは聞いてやるつもりは毛頭ない。
「いやああぁぁ!やめれ!やぁやぁやぁっ!ひっ!ひっ!ひ!ひ!」
もうスファーナの身体は完全に俺の身体を求めていた。
めちゃくちゃに突きまくっても、彼女の口からこぼれるのは甘さを含んだ悲鳴だけ。
「だめっ!だめおにいちゃんっ!!すふぁ、すふぁーな!」
彼女が一気に上りつめて行こうとしたその時を狙って…俺はスファーナをベッドの上に突き飛ばした。

ふぁっ…あ?…あぁ…

「ひ!?」
ちゅぱっと音を立ててスファーナの中から俺のモノが抜ける。
限界直前のモノに冷たい空気が心地いい。
…といっても、出そうと思えばいつでも出せるくらいにたぎったままだが…
「ど、どう、して…?」
ベッドの上から切なげに見上げるスファーナ。
潤んだ瞳。
上気し、しっとりと汗に濡れた桜色の肌。
自分を満たしていたものを失って、ぱくぱくと小さな入り口が蠢き、とろとろと、軽く白濁した愛液を吐き出す。
すぐにでも挑み掛り、その奥底に思う様発射寸前の精液をぶち込みたかったが、ぐっと堪えて、冷ややかに見下ろす。
「はぁ…はぁ…お、おにい、ちゃん…?」
体がどうしても治まらないのだろう。盛んに脚をこすり合わせて、不安げに俺をじっと見上げる。
「なん、で、最後、まで…」
視線が俺の股間に走る。
「どうした?やめて欲しかったんだろ?」
にやにやと笑いながら言ってやる。
「最後までされて、好きでもない男にイかされたら悔しいだろ?」
一瞬スファーナが目を伏せる。
「それに、最後までヤられてどばどば中出しされてもいいのか?妊娠するかもしれないんだぞ?」
天を衝いたままの股間のモノをわざと突き出すように言ってやる。
「…ぃぃ…」
ぽつりとスファーナが小さな声で言う。
「あ?」
覚えたての絶頂の寸前で快感を止められたのだから、その反応は十分に予想できたものだった。
わざと焦らすために聞き返したのだが、次の彼女の言葉は、俺の予想を遥かに越えたものだった。
「おにいちゃんはおにいちゃんだもん!どんなに酷いことしたって、どんなにいやらしいことしたって大好きだったお兄ちゃんだもん!!お兄ちゃんの赤ちゃんなら妊娠してもいいもん!だから、だから、最後までして!このままじゃおかしくなっちゃう!!」
目に涙をいっぱいに溜め、それでも俺をまっすぐに見据えて一気に言い切る。
プライドを崩壊させないための精一杯の方便といえば言うこともできただろうが、もうそんなことはどうでもいい。
愛しく感じている女に求められた男がすることはたった一つ。
「おにいちゃんこれでいい?こうすればいい?」
自ら脚を開き、俺を迎え入れる体勢をとったスファーナに、俺は野獣のように襲いかかった。



スファーナ姫第26幕です〜
お預けスファーナ姫…

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