とある外国の町。
目立たない場所に在るアパートの一室。
全裸のままベッドの上で酒を飲んでいる、ハイティーンの少年と少女。
情事にふけっていたことを示すかのように散らばる様々なゴミ。
ラジオを聞きながらいちゃつきあう二人。
「ねぇ、ヒロ。あのおじさん死んじゃったかな?」
グラスに目を落としながら、少女が尋ねる。
「かもなー、まあ関係ねぇよ。…それより、やろうぜ。」
ぐいっと酒をあおって答え、少女の手を引く少年。
「またぁ?」
困ったように眉をひそめるが、目は笑っている。
「だってよぉ、一生遊んで暮らせる金はあるんだし、さすがにまだほとぼりも覚めねえしよ。」
すっかり堕ちきっただらしない笑いを浮かべて少女にのしかかる少年。
「もう…付けてよ、アレ。」
少女の幼さを残す可愛らしい顔だちが、娼婦のように下品に媚びる。
「わーったよ。」
手早く避妊具を箱から引っ張り出して、少女にほおり投げる少年。

…それからややあって
「あぁん!ヒロぉ、いく、いくぅっ!」
部屋中に満ちる嬌声。
「へへへっ!やっぱクスリ決めるとイイだろっ!あっ!お、俺も!」
獣のように腰を叩きつけ続ける少年。
「はあああぁん!ううう、うん!」
がくがくと揺すぶられながら頭を振って少女が喘ぐ。
「…っ…ううっ!」
少年の動きが少女を突き殺すのではないかと思うほど激しくなったところで、うめき声をあげて身体を震わせる少女。
「でる!」
少年も動きを止め、ゴムの中に盛大に放つ。
「…へへ、どんどんエロくなって、たまんねぇぜぇ…」
ひとしきりの性交を終え、そのままでいちゃつきあう2人。
「…満足したか?」
いつしかベッドを見下ろす位置に立っていた男が声を掛ける。
「な、なんだてめぇっ!」
情事に夢中で男に気付かなかった少年が、慌てて少女から離れ、ベッドサイドのテーブルに置いてあった銃を取ろうとする。
「始末人だ。」
ひ!ひぃ…ひ!男の言葉に重なる銃声。
なんの迷いもためらいもなく、少年が銃に手をかける前に男が少年の頭を撃ち抜く。
「ひぃっ!」
眼の前で、たった今まで自分とセックスしていた少年が殺されるのを見せられ、腰を抜かす少女。
膣口から、少年が萎えたペニスを慌てて引き抜いたせいで外れてしまった避妊具をぶら下げ、盛大に失禁しながらがくがくと少女が震える。
「お前のパパがな、お前はもういらない娘だって言ったんだよ。」
銃口を少女の眉間に向けながら、男が哀れむような視線を投げかける。
「な、なん、で…」
後ずさり、銃口から逃れようとする少女。
「自分の娘が彼氏と一緒に銀行強盗するだなんて、お前の親父のような有力者には致命傷だろう?」
「わ、わたし、やりたくないって…!」
「ああ、そうかも知れんな。」
こくこくと壊れたように首を縦に振る少女。
「だがそんなことは関係ない。お前は海外留学中に、強盗にあって死んだことになったからな。」
「ひ…」
男が冗談を言っているとは少女には思えなかった。
「ま、待って、お、お金はあるの!なんだったら、私を好きにしてもいい!殺さないで、殺さないで!」
半狂乱になって叫ぶ少女。
「バカな男に引っかかって、ほいほいくっついて行くからこういうことになる。」
男は、引き金を引いた。


日記のネタから失禁少女ですー
眼の前で殺人されたら普通こうなりますよね(爆)
結末は、お好きに妄想してください(笑)

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