『魔王を倒すために旅に出た。』だなんて、全くふざけた話だ。
冗談ならまだ可愛げがあるが、本気だというのが始末に負えない。
その上、代々勇者の家系だというのもどこかイカレた話だと思う。
でも、これだけであればどこかおつむのネジが緩んだ小娘のたわ言というレベルで片づく問題ではある。
もっと始末に負えないのは、そんな与太話を本気で信じているおめでたい連中がいるってことだ。
それも、王様からそうだってんだからまったくどうかしている。
…本人はひ弱な小娘でしかないのに…
で、せめて本人には世間の厳しさというヤツを教えこんでやろうということで、俺は機会を狙っていた。
そして、そのチャンスはやってきた。
とある町の安宿。
夜中、ほとんど他の客が寝静まったのを確かめて、俺は「勇者さま」の部屋のドアをノックした。
「あ、どうしました?こんな夜中に。」
ほどなく部屋着だけを羽織った彼女がドアを開けて現れる。
「まだ寝てなかったのかよ。」
ドアが開くまでの時間からすると、そうらしい。
「ええ、魔法のお勉強してましたから。」
何も聞くでもなく俺を招き入れながら彼女がそう言う。
いくら仲間といってもこれは無防備過ぎると思う。
やっぱり、今夜世間の厳しさを教えてやろうという俺の考えに間違いはないのだということを再確認する。
「そうか…大変だな。」
俺に背を向け、テーブルの上の本を片づけようとしている彼女の背後に近づき、彼女の服に手をかけた。
「っ!?」
どうしたのかと思った彼女が振り向くより速く、俺は彼女の薄い部屋着を思い切り引き裂く。
さらに声をあげようとする彼女の口を押さえ、下着も力任せに引きちぎる。
驚くほどに白くつややかな身体が目に飛び込む。
いきり立つ欲望そのままに俺は彼女をテーブルの上へと押し倒し、脚の間に上手く身体を入れた。
「…あんまり人を信じてるからこんなことになるんだ。」
何がどうしたのか理解できずに混乱した様子で彼女が俺を見つめる。
「ど、どういう、こと?」
とにかく、俺が何かしようとしているということは理解できたらしい彼女が尋ねてくる。
怯えた瞳がさらに欲望の炎に油を注ぐ。
「これから、世の中の怖さってヤツをたっぷり教えてやるんだよ!」
怖い顔をして彼女に告げる。
「い、いやぁあっ!んっ、んぅっ!」
騒ぎかけた口を強引に唇で塞ぐ。
「ん、んぅ、んー…」
なんとか逃れようと頭を振るのを押さえ付けて唇を貪りながら、自分の服も脱いでいく。
服を脱ぎ終わったところで、空いている手でそう大きくもない彼女の胸の膨らみを弄ぶ。
「んっ!う、うぅ…ぅ…」
彼女もぽかぽかとあたりかまわず殴りつけてくるものの、痛くもかゆくもない。
そうこうしているうちに股間の方がたまらなく疼きはじめる。
先刻から一度も触れていないのにもう最大限まで怒張している。
そればかりか、先端からたらたらと透明な汁まで滴り落ちている。
どうせこんな無理やりやって彼女が濡れてくるわけもないわけで、俺は、自分が自爆する前にさっさとぶち込んでしまうことにした。
「えーと。」
俺はテーブルの上の彼女の腰を引き寄せ、割れ目にしかみえない彼女のあそこに自分の先端を手で導いた。
「ひいっ!へ、変なの当てない…ひゃいっ!」
自分の体に何かが押し入ろうという感触を感じた彼女が拒絶の声をあげるのにかまわず、俺は腰を進めた。
ぐに…という感じとともに先端が少し入る。
「い、いやあああっ!」
逃げようとする彼女の腕を捕まえて引っ張りながら腰に力をこめていく。
俺のモノが折られてしまいそうなくらい窮屈な穴が、力を込める度にぐぐっと広がって俺を飲み込んでいく。
「いだっ、や、めてぇ…し、しん、じゃう…」
彼女の全身から冷や汗がどっと噴き出してくる。
両の腕を俺に掴まれ、なす術もなく俺に貫かれていく彼女。
「もうちょっと力抜けよ。」
これまでで一番窮屈な部分を感じて彼女に声を掛ける。
「抜いてっ、さけちゃうっ…ぬいてよぉぉぉっ!」
俺の言葉などにかまっている余裕はないのだろう、ぶるぶると頭を振ってただ泣きじゃくるだけの彼女。
「我慢しろよ。」
彼女にあえてかける言葉もないし、自分の興奮もかなり危険な状態にまで高まっているのを感じて、俺は力任せに彼女の腕を引っ張るのと同時に腰に力をこめて前へと突き出した。
今度こそ自分のモノが彼女の中で無残に折れるのではないかとまで思われた瞬間、俺の先端が彼女の中で一番狭い肉のリングを通り抜け、ずるっという感触とともに俺のモノは根本まで見事に彼女を貫き通した。
「ひぐっ!!!!!!!」
息を詰まらせてぶるぶると震える彼女。
ぽた、ぽたと床に真っ赤な彼女の血が滴る。
彼女の純潔は、見事に俺に散らされたわけだ。
…もちろん、これだけで終わるつもりはないが…
3の女勇者ちゃんもかわいいですね。
それにしても3のオープニングはかなり無理があるような気がします。
強引というか何というか…