「将軍、我が陣に火の手が!」
最前線で槍を振るって勇戦していた武将に、駆け寄ってきた青年が急を告げる。
「む…我々は孫呉の策に落ちていたということか…」
武将の顔が歪む。
「無念です。」
青年の顔も歪む。
「まあいい、この槍で活路を切り開くまで!」
群がる敵兵を薙ぎながら武将が駆ける。
「待ちなさい!」
武将の駆ける前方の森の中から現れる一団の人影。
「く、伏兵か。」
青年がうめく。
「その槍捌きとお姿、趙雲将軍とお見受けしますが、いかが?」
人影の先頭に立つ少女が手にした扇で武将を指す。
「…孫呉の二喬…大喬どのですか。」
武将が槍を構える。
「あなたに恨みはありませんが、孫呉の敵は見逃す訳にはまいりません。」
扇を構える大喬。
「我が殿の無念、あなたにはわかるのではないですか?」
大喬に向け駆け出しながら、趙雲が言う。
「それは!」
大喬の振り下ろす鉄扇の一撃を受け流しつつ、傍らの青年に向け合図を送る。
「それでも、孫策さまの残された孫呉を守るのが、私の役目です!」
趙雲の槍捌きに負けずに鉄扇を操り続ける大喬。
緊迫した雰囲気の中、一騎討ちが続く。
「将軍!」
準備を終えた青年が趙雲に声を掛ける。
「な!いつの間に!」
自らの率いてきた伏兵が背後から切り崩される様子に動揺する大喬。
「周りが見えていませんでしたね。」
一瞬の動揺も見逃さず、大喬を槍で趙雲が打ち据える。
「く、化け物か!」
将が討たれた動揺に呉軍が崩れる。
「よし、後退だ。」
再編成した兵たちをまとめ、自軍を追って撤退をはじめる。
「報告します。殿は軍師殿と合流し、白帝城方面に無事撤退されたとのこと。」
敵軍の追撃も振り切ったところで、進撃時に駐屯した砦で休息することとする趙雲。
「交代で休息し、交代してくる味方の兵を収容せよ。」
矢継ぎ早に命令を下し、兵たちがそれぞれに動きはじめたのを確認して、砦の奥に入る趙雲。
「敵将は?」
奥から現れた青年に趙雲が尋ねる。
「先刻目を覚ましました。手当てもしておきましたので…」
ともに歩きながら報告する。
「そうか、よくやってくれた。」
案内する青年を労いつつ、歩みを進める。
「ここです。」
青年が扉を開ける。
「わかった。お前も入るといい。」
期待していたのを見透かされてうろたえる青年を横目に、趙雲が牢に入る。
「わ…私を辱める…のです、ね…」
砦の牢に全裸でつながれている大喬。
蒼白な顔だが、どこかあきらめたような投げやりさが漂う。
「まあ、そうなりますね。」
鎧を脱ぎつつ趙雲が答える。
「私とて男、江東の二喬を捕らえて何もせずに帰せるほど冷静ではありません。」
真面目な顔をして答えられ、一瞬大喬の顔が緩む。
「それに、彼にも褒美を取らせないと可哀想ですから。」
趙雲の背後から現れる青年。
「…どうせ、拒む自由などないのです…どうぞ、お好きなように…」
目を閉じ、顔を背ける大喬。
「ひいっ!ひ、い、いや!」
ぶるっぶるっと身体を震わせて大喬が喘ぐ。
「敏感ですね。」
片手で陰核、もう片手と口で桜色の乳首を弄びつつ、感心したように趙雲がつぶやく。
「…どんどん、こっちもほぐれて、溢れてくる…」
一心に大喬の秘裂に舌を這わせていた青年が応じる。
「ん!くぅ…は…あぁ!」
声を漏らすまい、感じている素振りを見せるまいと耐える大喬だが、執拗に責める2人の男になす術もない。
腹の奥にこらえ切れない熱い感情が渦巻き、弄ばれている乳首がどうしようもなくしこっていく。
「ふは…ぁ…はぁ…あ!」
顔が火照り、息が荒くなる。
「無理をせずとも良いのに。どうせ我々しかいないんですからね。」
身体の中で渦巻く感覚を抑えきれなくなってきた大喬の様子を悟り、趙雲が耳元にささやく。
「そ、そん、な、!っは!!!くうぅぅっあー!!!」
我慢の揺らいだところに優しい言葉をかけられて動揺した瞬間、陰核と乳首を強く摘ままれ、堪えていた堤防を快感の波がたやすく突破する。
「う、うわっ、中が急に締まった。」
大喬からちゅぽっと舌を引き抜いて、青年が驚いた声をあげる。
「さて、我々も楽しみましょうか…」
自慢の豪槍に負けぬ股間の兇器を振り立て、趙雲が姿勢を変える。
「ひいっ!あっああっぅあぁぁぁん!!!」
ずぶりと凄まじい熱感が埋められるのを感じ、大喬が悲鳴を上げる。
愛する人のそれではないという嫌悪感も、男というモノを散々に覚えさせられた身体の反応に溶ける。
「ひぃ、ふかい、ふかい、いやあぁぁっ!」
愛した人の激しさとは違うねちっこい動き。
真面目そうに見えて、なかなか…という馬鹿げた大喬の感想も、恐ろしい快感に押し流される。
「ん!ンン!あ!はあぉぉっ!!!」
幾度となく絶頂にまで押し上げられた後、膣奥に熱い濁流を浴びせかけられてやっと開放された大喬に青年の手が伸びる。
「い、いひゃ!はぁぁん!くはぁあああぁ!」
がむしゃらに突入してきた若い肉棒にあえなく再び絶頂に押し上げられた後、息をつく間もなく始まる激し過ぎる抽送。
「んっつ!」
どくどくと若い肉棒が悲鳴を上げるように精を噴きだす。
それで開放されることもなく再び趙雲に貫かれ、青年のモノを口にねじ込まれる。
「うあっ!あ、ちょっと出ちゃった…」
趙雲が果てる間に顔にも口にも青年の精がぶちまけられる。
「うー、ふー…うー…」
はふはふと切なげに呼吸している大喬に再び青年が襲いかかる。
「もう少しゆっくりしていても良いぞ。なくなるものではないからな。」
逸物を埋め、動き出してすぐにぶるぶると腰を震わせ、大喬に精を流し込んでいる青年を見て趙雲が苦笑する。
「で、もオレ、きもち、よく、て…」
射精を続けながら腰を振り続ける青年。
あまりに繰り返される膣内射精に、いつしか大喬の意識も混濁して行く…
「…ふ…は…あふ…」
自分の上にのしかかっている青年を呆然と見上げている大喬。
「そろそろ休ませてやれ。限界だろう。」
酒をあおっていた趙雲が声を掛ける。
「はい、将軍。」
もう少しこの美女の身体を楽しんでいたかったのであろうが、敬愛する上司の命令には青年も逆らわざるを得ない。
「…う…」
ずるりと青年の逸物が自分の中から抜けるのを感じた大喬が、小さくうめく。
「すげ…開きっぱなしだ…」
青年が自らのモノを吐き出した大喬の秘唇をのぞき込んでつぶやく。
2人の青年の激し過ぎる行為で空気が入っていたのか、ぶぱっと音を立てて、大喬の膣内の精液が噴きだす。
「おお…おおお!」
それが呼び水になったのか、見たこともない量の精液がめくれ上がった秘唇から溢れ出し、尻に流れる。
「さて、あなたの処遇はどうなるのでしょうね?」
趙雲が盃を置いて立ち上がる。
「殿は孫家の類族であるあなたをたぶんお許しにはならないでしょうが…」
だらだらと3人の体液の混ざった粘液をこぼし続ける大喬の秘所に無造作に指を入れ、膣内のものを掻き出すように指を動かす趙雲。
「んぅ…や…もう、こわれる…」
朦朧としていた意識が、それでも戻ってきているのかぶつぶつと大喬がつぶやく。
「ぢゅ…ちゅぴ…あむ…」
秘所から引き抜き、どろどろに汚れた指をしゃぶらせる。
「愛する人を失い、敵に穢されて敢えて生きていたくもないかもしれませんが…」
顔に飛び散っていた精液も指で集め、舐めとらせる。
「このまま殺させることはしませんよ。」
言い放つ趙雲。
「う…あ…ぁ…」
聞こえているのかいないのか、かすかに大喬が首を振る。
その後、蜀軍は撤退に成功し、趙雲の屋敷には新しい婢が一人増えたという。
みやまさまのリクで大喬〜
取りあえず、さんざん弄ばれた事後です〜(爆)
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