「孟起様・・・・。」

見目麗しい少女:大喬が青年・・・・馬超に縋り付く。前に『奴隷』として馬超の元へ来てから彼女は馬超の欲望を受け入れる玩具として毎夜毎夜扱われ続けた。しかし、『奴隷』となる前から面識があり、愛を交し合った・・・・とは言っても過言ではない激しい交わりを交わした事があり、愛した人を失った後絶望の淵に叩き落された彼女にとっては彼の優しさを帯びた愛撫の虜となってしまった。

奴隷として扱われる。そう聞いたとき彼女はすぐさま軟禁された自らの体を抱いた馬超を思い浮かべ、もう二度と会えない・・・とも覚悟をして髪飾りを送る事を決意したがその願いも空しく、髪飾りが送られる事は無かった。しかし、彼女の『飼い主』はその馬超だったのだ。初めは掻きまわすような乱暴な交わりではあったが主従関係を差し引いてしまえば二人の関係は恋仲とも思えた。

「あまり体に負担は掛けない方がいいのだろう?」

縋り付く大喬の大きく膨らんだ胎を優しく撫でながら馬超は耳元でささやく。

彼女は妊娠していた。

『月のもの』以外の日には必ず抱かれていれば時間の問題でもあった。その日、馬超はいつものように大喬を抱いていた。しかし、大喬がいきなり最中に体の不調を訴え、典医の元へ連れて行った所、彼女が妊娠している事が発覚した。

大喬は子を産みたいと願った。だが奴隷との間に生まれた子供などいらない存在なのだろうと大喬は思い、馬超が父親になってくれなくとも子を育てたいと思った。しかし、諦めていたのだが馬超は容易く彼女を妻として受け入れた。そしてその話題は蜀国全土へと広まった。顰蹙を受ける事を大喬は覚悟したが五虎将や諸葛亮、あまつさえも劉備までもが祝福の意を表した。蜀を代表する武将の一人の子が生まれる。そして人を愛す事も信じる事もしなかった彼がよく変わったと。

「そうですけど・・・・・。でも・・・・私、赤ちゃん産むまで我慢なんて出来ないです・・・・。」

上目遣いに大喬は馬超へ抱かれる事を欲した。妊娠中、大喬の性器は傷つきやすくなってくるためあまり圧迫してはいけない。そう典医に言われた。それ以来は軽く愛撫をしあったり、馬超も欲求を抑えて大喬に唇で奉させる事で欲を発散させていた。しかし、当人に頼まれれば断る術はどこにもない。馬超は大喬を寝台に押し倒した。

******

「あぁっ・・・・」

一体どれくらい久しぶりの快感なんだろう。大喬は思った。馬超は大喬の胸を揉み解している。元々大きな彼女の胸が子を孕んだ事によって一段と大きさを増した。乳首の付近を摘み上げると彼女の胸の突起の先端から母乳がじわりと溢れる。白く濁った母乳を吸いながら馬超は大喬の乳首に舌を絡めた。

「あはぁっ・・・やぁん・・・吸っちゃ、やですぅ・・・赤ちゃんにあげられなくなっちゃうぅ・・・・・」

大喬は微かな動きにさえも敏感に反応して体をぴくぴく震わせる。

「こんなに沢山あるんだ、足りるだろう?」

「やんっ!!」

馬超は大喬の胸を強く掴むと彼女の乳首からぴゅっと勢いよく母乳が飛び出した。飛び出した母乳を舐め取りながら馬超は大喬の体を撫で回しやがて産道となる部分に指を挿し込む。まだ胸を揉んでいただけなのに彼女の秘部は十分に濡れていて彼女がどれほど彼を待ち侘びていたかよくわかる。

「んんっ・・・・あっ、ふぅ・・・」

「気持ち良いか?」

くちゅくちゅと馬超は大喬の内部をかき回す。優しくも激しい快感に大喬は目を瞑りながらコクン、と頷いた。普段は清楚な雰囲気をかもし出す大喬は馬超に抱かれる度に淫猥で従順な奴隷へと変わる。

「あっ!! あぁんっ・・・そこは・・・・! 」

大喬が敏感に反応する。馬超が膣の次にその上にある最も敏感な部分を擦り始めたからだ。桃色の真珠はぷっくりと熟れていて少し擦られただけでも軽い絶頂へと追いやられてしまう。

「ふぅっ・・・んぁ・・・だめぇ・・・・いっちゃうっ・・・・ご主人様っ・・・私、

いっちゃいますぅ・・・・っ!!!あっ・・・あぁぁぁっ!!! 」

馬超の指を咥え込んだまま大喬の膣はヒクヒクと痙攣して達した。指を引き抜くと大喬の性器と馬超の指を繋ぐ粘着力のある愛液が糸を引いた。

馬超は彼女にこれ以上負担をかけてはいけないのではないかと行為を中断しようと思ったが、快楽の余韻に浸っていた大喬がおもむろに自らの手で柔らかな腿を持ち上げ挿入を誘う体勢になる。

「挿れて・・・下さい・・・・」

大喬は顔を真っ赤にして言う。馬超は少し心配に思ったが己がもう十分すぎるほどに猛ってしまっていてそれ所ではない。彼女の上に覆い被さる様にして己の性器を大喬の性器にあてがう。久しぶりに味わう彼女の強い締め付けを想像しただけで興奮してしまう。我慢できずに思い切り彼女の膣内に陰茎を挿し込む。

「あぅっ!! やぁっ・・・・」

一気に彼女の子宮口を突くかの様に馬超の陰茎は入り込む。締め付けられ、襞の一つ一つが馬超の陰茎に縋り付き、蠢く。

「んあっ・・・んく、はぁん・・・・・」

恍惚な表情で馬超のゆっくりとしたピストンに体をくねらせる大喬。余り刺激してはいけないとの助言に従いゆっくりと抽送を行う馬超。それだけでも今の大喬には十分に快楽を与えるらしく新しい命の込められた胎を優しく撫でながら声を上げている。大喬の膣は十分に濡れていてピストンを繰り返す度に愛液を漏らす。後ろの孔まで垂れてしまうほどに。

「あぁ・・・・ご主人様の・・・赤ちゃんまで届いてしまいそうです・・・・。」

少しずつピストンを早くしてゆく。子宮口をわざとグリグリと擦るようにしてやると大喬はビクンと敏感に反応する。

「あっあっあっあっ・・・・」

まだ挿入して時も経っていないというのに大喬の膣は絶頂を迎えようとしていた。それは馬超の陰茎から伝わる不規則な激しい締め付けだけでもなんとなくつかめるほどだった。

「あんっ・・・ご主人様、私またいっちゃう・・・・っ」

「いってもいいぞ・・・・っ」

馬超もまた、いつもならば彼女が絶頂を迎えても余裕の表情で突いていたが彼女の久しぶりの締め付けで絶頂を迎えかけていた。

「中っ・・・に出してください・・・・っ!!んっ...ああぁっ」

大喬はすぐにうなだれるように達してしまった。馬超もまた、彼女の中に精液を流しこみ、達した。

******

「あぁ・・・ご主人様の精液・・・・赤ちゃんのところまで流れちゃいそうですぅ・・・。」

奥深くに精を流し込まれて大喬は呟く。馬超はそんな大喬の膣から陰茎を抜き出した。大喬は起き上がって馬超の股間に顔を埋める。

「ご主人様の・・・綺麗にしますね・・・・。」

陰茎を扱きながらじっくりと二人の混ざった体液を舐め取り、大喬は言った。

この後大喬は元気な子を産むことになるのだが、馬超の性欲の余り育児に集中できなかったのは言うまでもない。


宵桜の桜蘭さんから相互リンク記念で馬超×奴隷大喬の続きのテキストをいただきました!
健気な大喬にも萌えますが、妊婦姦にどきどきです(笑)
桜蘭さん、ありがとうございました〜!

ぎゃらり〜へ