「あら?ボク、そんなもの持って歩いてちゃ危ないでしょ?」
不思議な武器を持ったお姉さんがいきなり声を掛けてくる。
「ぼ、ボクって…僕はこれでもちゃんとした蜀の武将ですっ!」
僕にだって丞相の一番弟子なんだというプライドがある。
「あ、そうなの?じゃ敵同士なんだ。」
あっけらかんとお姉さんが笑う。
「な、なんか、調子狂いますね…」
本当に敵同士なのだろうか、この人は。
「じゃ、戦わないとね。」
そう言いながら、お姉さんがやおら自分の服をはだける。
「わあぁっ!!!な、なんでいきなり脱ぐんですかっ!!」
できるだけお姉さんのほうを見ないようにして叫ぶ。
「…だって、ボクみたいな子と本当に戦いたくないもん。」
けっこう、と言うか、かなり真剣な顔と声でお姉さんが話す。
「なっ!」
それは、僕が子供だってことだろうか?
「子供扱いしないでくださいっ!!!」
思わず声を荒げてしまう。
でも、お姉さんの方が一枚上手だった。

「うふ。だから、ボクが持ってる立派な槍とお姉さんの秘密兵器で一騎討ちしましょ?」
お姉さんがそう言って、脚を広げて、『秘密兵器』を弄って見せる。
「ボクが先に射精しちゃったらお姉さんの勝ち、お姉さんが先にイッたらボクの勝ち。簡単でしょ?」
頭がくらくらとする。
でも、混乱している頭とは裏腹に、股間の槍が暴れはじめる。
「お姉さんが勝ったら、ボクを捕まえちゃうし、ボクが勝ったら…お姉さんが捕まってあげる。」
もう、なんかどうでも良くなってきた。というか、冷静に考えることが不可能になってきた。
「…いいでしょう、ぜ、全力で行きます!」
…丞相、ごめんなさい…姜伯約、頑張ります!!!!
「うふふ…弓腰姫の名は、伊達じゃないわよ?」
ということは、このお姉さんは孫尚香どの!!!?
「いくわよっ!!」
でも、そんな僕の驚きにかまうことなく、お姉さんは僕を押し倒してきたのだった…


さて、予告通り無双3から孫尚香です。
初心な姜維くんと一騎討ちするつもりのようですが、果たして勝敗やいかに?(笑)
勝ち、負け、どちらが見たいですかね(笑)

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