「おら、てめぇらそこに並べ!」
キャプテンの指示が飛ぶ。
もちろん、俺たち下っ端共は、どれだけ他の仕事が忙しくてもそれに逆らう権利はない。
これから町に繰り出して、本当に久々に女郎屋にでも行こうかと思っていたのだが、これはどうにもどうしようもない。
「出航かね?」
俺の隣に立った仲間が聞いてくる。
「どうかなぁ。」
特にそういう話は聞いていないし、それなら俺も今日出かけようとも思わない。
「ぺちゃくちゃと女みたいに話し込んでるんじゃないよ!」
いつの間にか現れたキャプテンが俺たちの前で立ち止まる。
女みたいにとはいうものの、自分だって女…というか、まだ小娘の格好じゃないかと思わないではない。
思わないではないが、口に出すと間違いなく生命はないだろう。
なんと言っても泣く子も黙る海賊にして、本性は竜人だという話まであるお方だ。
「ん?」
くいっと俺の顎を掴んで、キャプテンが俺の顔を値踏みするように見つめる。
怖いのでまともにいままで見ることもなかったが、キャプテンは意外とかわいい顔だちだと気付いた。
あと、瞳が確かに縦に長くて、言えばなんだが確かに爬虫類っぽい。
「んー…」
小首を傾げるのが、さらにちょっぴりかわいいかもとか思った刹那。
「よし、解散。」
キャプテンがみんなに命令する。
だが、俺は顎をつかまれたままなのでどこにも行けない。
「キャ、キャプテン…」
どうにかされるのかと泣きたくなってくる。
「あんたはこっちに来な!」
なす術もなく引きずられる。
古参の兄貴たちがにやにやと笑いながら俺を見ている。
やけに不安になるのは…気のせいなのか?

「さて、と…」
やってきたのはキャプテンが使ってる部屋。
意外と殺風景というか、ベッドすらない。
「酒でも飲むか?」
何やら気さくに酒ビンを持ってくるキャプテン。
「へ、へえ、いただきやす。」
何が何やらわからないが、とにかく注いでもらったのを飲み干す。
「そんなに固くなるな…固くしてほしいところも固くならなくなるだろーが。」
キャプテンが笑いながら、なんと俺の目の前でずばっと自分の服を脱ぎさった。
「うへえ!!」
いや、これが年ごろの女性の裸を見せられた若い男の上げる声じゃないってこと位わかってる。
でも、そんな声しかでなかった。
デカくはないが、ずいぶんと形のいい胸の膨らみと、染み一つない真っ白い肌。
違和感があると言えばおへそがないのと、下の毛がないことくらい。
しかしそれも、全体からすれば大した問題ではない。
「何だその声は、あんたも脱ぐんだよ!」
有無を言わさぬ勢い。
「へ、へい!」
慌てて服を脱ぎ出すが、どうにもこうにも調子が狂う。
「ふーん、なかなかご立派なモノをお持ちじゃないの。」
にやにやしながらキャプテンが言う。
「パンツくらいはこっちで脱がしても良かったんだけどねぇ…」
つかつかと近づいてきて、煮え切らないでいる股間のモノをするりとさすられる。
「ふお!」
これがあのキャプテンの手なのかと思うほどその手はすべすべで、女郎屋のなじみの女なんて比べ物にならない。
「可愛い声上げて…まさか童貞じゃないだろ?」
しゅるしゅると股間をしごきながら、俺の乳首をぺろりと舐めあげる。
俺の太腿にくいくいと自分の下腹部を擦り付けながら、上目づかいで見上げてくる様子は、竜というより小悪魔。
「何ぼんやりしてんだよ、一から十までやってあげないとだめでちゅかー?」
しゅこしゅこと、力が入りつつある俺の股間をなお一層擦り立てながら、バカにしたようにキャプテンが言う。
「いいんですかい?」
いろいろとしてはみたいがやはり怖い。
「あんたは女抱く時にいちいち断るんか?」
少し背伸びして、自分のつるつるの股間を俺の幹のところに擦りつけてくる。
「う、うおお…」
恐る恐る手を伸ばし、柔らかな胸とつるつるの尻を撫でる。
「お、やっとその気になったな。」
くっくっとキャプテンが笑う。
「あ、でも、キスはすんなよ。唇にキスしたらコロス。」
商売女ですかと言いそうになってぐっと堪える。
まあ、ある意味かわいいといえばといえなくもない…などと思いながらがんばってご奉仕させていただくことにする。

「ふー、ふー…な、なかなか、じゃないか。」
上ずった声でキャプテンが言う。
潤んだ瞳と甘い香りの汗、呼吸とともに少しずつ開いたり閉じたりしてる股間の割れ目と、そこからとろりと溢れてるおつゆ。
いや、俺もがんばった。
「どういたしまして。」
恐る恐るはじまったご奉仕も、初々しくて可愛らしい反応が帰ってくるのが楽しくてどんどんと熱が入ってきてしまって、相手が怖いキャプテンだということもすっかり忘れて励んでしまった。
「んー、アンタも、もう、カチコチか…」
ほれ、と自分で脚を大きく開いて、指でぱくっと自らのピンク色の肉ビラを開いてみせる。
「ほれ、こいこい。」
ありえないほど無邪気な挑発。
だが、それに抗う術を持たないのも事実。
ふらふらと近づいて、誘われるままにその場所に俺は息子をずぶずぶと埋めた。
「うお、っ!!ほ!お、おおき、い!!」
ぶるるっと全身を振るわせて、キャプテンが切なげな声をあげる。
「うー、うー、すげぇ、すげぇ!!」
キャプテンのソコは、なんと言ったらいいか…
もともと窮屈なのに加えて、中の熱いお肉が入れただけなのにぎゅむぎゅむと動いて、奥へ奥へと招待してくれる。
「そ、か、すごいか、あ、あんたのもなかなか、だよ!」
おまけに自分からぐいぐいと腰をグラインドさせるように動いてきて、一瞬でも気を抜くとなにもかも出してしまいそうな快感をこちらに与えてくれる。
「ふー、ふー、うー、ふー」
息子がくいちぎられそうなほどの締めつけに耐えて腰を動かすと、どちらの口からも悩ましげな吐息が思わず漏れる。
「ん!ンッ、い、いい!!」
俺の腕をぐっと握ってキャプテンが喘ぐ。
目尻に浮かぶ涙とか、唇の端から垂れる涎とか、動く度にぷちゅぷちゅ音を立てて掻き出される愛液とか、本気で感じてる様子が俺を一層奮い立たせ、追い詰めていく。
股間がよじれて吸い込まれていきそうな感覚が続く。
根元にどしどしと吐き出すべき粘液が押し寄せて溜まっていく。
「ふー!ふー!」
ストロークを大きくしたり小刻みにしたりしながら懸命に責める。
「う、ううう!キャ、キャプテン!!!」
一突きごとに衝動が大きくなるのを抑えきれない。
「!な、なかにはだすな、よ!!」
限界が近いことを悟られたのか、慌ててキャプテンが叫ぶ。
だが、数瞬それは遅かったかもしれない。
「なか」という単語を聞いた瞬間、俺はキャプテンの奥で、どぷっと粘っこいモノを吐き出していた。
で、慌てて引き抜いて…
「っ!」
びゅるうり、びゅく!びゅく!びゅるるっ!っとキャプテンの身体に精液が降り注いでく。
一瞬うっとりとそれを浴びてたキャプテンだったが…
「っあああぁぁぁー!!!」
すぐに、俺を睨みつけて大声を上げる。
「最初、中に出しやがったなぁっ!!」
まさかあの位でと股間を見ると、想像をはるかに越えて射精してしまっていたものか、ぽっかり口をあけた膣口から、でろりとヨーグルト状の液体。
「…アンタ…後悔…させて、やるよ…」
俺は、正直背筋が凍り付いた。

その後…さすがに生命までは取られなかった…
だが、脂が抜けきる、という状態を、俺は初めて経験する羽目になったのだった。



投票の3位はロマサガの海賊シルバーさん〜
知らないキャラは描いててドキドキです(爆)
外出ししろと言ったのに、少し中に出されて御機嫌ななめです〜

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