腰を休めずに有紀ちゃんの唇を何度も奪い、耳元にささやく。
「…いたいん、です…ゆるして、ください…」
軽く首を振ってはぁはぁと切なげに息をつく。
「もっと、力を抜いて。」
そう言いながら結合部のすぐ上にある肉の突起を指でそっとさする。
「ひあ！」
有紀ちゃんの身体がびくっと跳ねる。
「！」
ぎゅ！と有紀ちゃんの中が狭くなる。
びく、びくとペニスが震える。
…射、射精したか？
愛しい女の子の与えてくれた快楽にあっけなく屈してしまったかと思ったが、びくりびくりとしながらもなお一層彼女の中で猛り狂う感じ。
「せん、せ、おお、きく…」
苦しげに訴えられて、なおさらにペニスの硬度が増す。
「ああ、有紀ちゃんが、可愛いから…」
クリトリスを刺激しながら腰を揺する。
「ひん！ぅ…あ…ん！」
有紀ちゃんの中はあいかわらず凄まじいきつさで俺を締め上げてるけど、ぬるりぬるりと急に動きやすさを増していた。
「うー、う…いやぁ…」
苦痛がいくぶんか和らいだのか、有紀ちゃんの声も切羽詰まった感じじゃなくなってくる。
「ふぅ！やめ、て！せん、せぇ…」
クリトリスをくりくりと押し込むようにすると、かなり強い快感が走ったのか、息を詰めて身体を震わせる。
「愛してる、有紀ちゃん…」
粘液で覆われた粘膜が与えてくれる強過ぎる摩擦と、自分の行為の一つ一つに反応してくれる彼女の仕草が信じられない快感をもたらす。
「…せんせ、せんせ…ひぃあああぁぁぁっ！」
いよいよ大きい波が腰の奥に押し寄せて圧力を高めてきたのを感じ、彼女の腰を持ち上げて、ラストスパートにかかる。
「ゆ、有紀ちゃん！い、いくからね！」
高らかに宣言する。
「！…だ、ダメです！せ、せんせい、中には！」
このまま俺に射精されてしまうことの危険性はさすがに看護婦だけあってすぐに頭に浮かぶのだろう。
「…っは…っは！それは！きけ、ない！よ！！！」
がしがしと腰を振る。
「ひぅう！ぐ、あ、あ゛、あぅっ！ん！」
その痛みに耐えかねて、押し殺した泣き声を漏らしながら俺の突きを有紀ちゃんが受け止める。
「もう、もう、すぐ！」
小刻みに、有紀ちゃんの奥を、有紀ちゃんの子宮を俺のペニスが突き上げる。
腰の奥の重みが堪え切れないほど高まっていくのを無理矢理押え込んで、ひたすらに腰を振る。
「あ、あ、あ、い、く！」
頭が、何も考えられなくなってく。
「ダメ！ダメ…だ…あ！！」びゅくん！と有紀ちゃんの最深部でペニスが膨れ上がり、腰の奥から打ち出された精液を放出する。
胎内にその一撃目がびしゃりと着弾したのがわかったのか、有紀ちゃんの体が硬直する。
「…っは…あ…あ…」
小さい喘ぎ声をもらしつつ、びくびくと身体を震わせながら、小さい膣いっぱいにほおばったペニスから吐き出される精液を胎に受け止める有紀ちゃん。
「ゆき…ちゃん…」
ぐいー、ぐいーと彼女の子宮に少しでも多くの精子たちが入っていくようにと念を込めながら腰を押しつける。
「にん…しん、しちゃい、ます…せんせいの、あかちゃん…」
ぽろぽろと涙をこぼしながら訴える。
「俺、本気で、有紀ちゃんのこと、愛してる…それでも、ダメかな…？」
…ダメだと言われれば、お互い辛過ぎる。
「こわいんです…」
俺を見ながら有紀ちゃんが言う。
「無理矢理、したから？」
射精を終えてこみあげる深い罪悪感。
すっかり手遅れだと言うことはわかっているけれど…
「…違うんです…先生がこんなことするくらい、あたしを好きなのが…信じられなくて、怖いんです。」
ぱくぱくと何も言えない俺。
くすっと笑う有紀ちゃん。
「遊びで、女の子にこんなことする人だとは、思いませんから…」