「おかえり、お兄ちゃん。」
本国から帰ってきた俺を出迎えたのは、スファーナの満面の笑顔。
「うん、ただいま。…大丈夫だったか?」
3ヶ月以上顔を会わせていないうちに、全体的に丸みを帯びた感じになった。
目を下に落とすと、また服の上からだとそれとはわかりづらいが、間違いなくお腹が張り出してる。
「国内は平穏ですわ、陛下。」
いたずらっぽく微笑んでスファーナが言う。
「そうじゃなくて、だ。」
そっと手を伸ばして膨らんだお腹を撫でる。
本国に戻る直前、スファーナのここに、俺の子供が宿ったことを知らされた。
やはり、心当たりのある晩の、タネらしい。
「ん、元気みたい。つわりもそんな大変じゃないし。」
お姫さまだろうがなんだろうが、中出しされれば出来るし、出来たら普通の女の子と同じくつわりとかもある。
まずくすると、お腹の子供のせいで命を落とすこともある。
「そうか。」
とりあえず身体も心も健康そのものらしい彼女の姿にホッと胸をなで下ろす。
「…今日はゆっくり休んで、お仕事は、明日から、ね?」
そっと耳元にささやかれる。
「んー。」
ちょっとばかり気になって、居並ぶ大臣連中を見やる。
「…本国の可愛い奥方様に、使いすぎたのかな?」
股間にそよっと手が触れる。
「ば、バカ!」
本国には本国で、スファーナの言うとおり本妻様がいるのは事実。
「到着されたばかりの陛下に無体なことは臣下として申しませんよ。医師も大丈夫と言っておりますので、本日はごゆっくりお過ごしください。」
スファーナの後ろから、新領土の総督に任命した宰相が、にやにやと笑いながら声をかけてくる。
「む、籠絡されたのか?」
苦笑しつつそちらを見やる。
「人聞きが悪いですね。さっさと奥に入ってごゆっくりお休みください。」

「んー、おっぱいが…」
まあ、報告書も道々読んできたのでスファーナと久しぶりの甘いひとときを過ごしたわけだが…
「もう、ミルクがでるのか?」
さっきから乳房を含むと甘い味がしたのは気のせいじゃない。
桜色から少し濃くなった乳首からじくじくと白い液体がにじみ出てる。
「うん、ちょっと早いよね。」
本人は困った風もなく幸せそうな微笑みを浮かべてる。
「それより、ホントに大丈夫なのか?」
大丈夫だって言われても、さすがに妊婦としたことはないので不安になる。
妊娠前より奥が近くなってたような気がするし。
「うん、だいじょぶ。」
くすくす笑いながら湯をすくってる。
確かに余裕しゃくしゃくといった様子なのでホッとしないではない。
「別に、中に出してもよかったんだよ?」
膨らんだお腹の上にどろりと流れてる俺の精液を流しながらいたずらっぽく笑いかけてくる。
「んー」
自分の子供にぶっかけるのはちょいと気が引けないではない。
「ま、こいつが出てきたら、また思いっきり…しような。」
目の前で大きくなったお腹を見せられても、まだ自分の子供がソコにいるって言うのが半分信じられない。
「ふふ、そんなこと言って…カチカチなのに…」
俺の前にかがみ込んで、スファーナが俺のモノにキスをする。
「うわ!」
予想外の行動に慌ててしまう。
「知ってる?赤ちゃん生むのって、すごく、栄養がいるんだ、よ。」
そう言ってにっこりと微笑んだスファーナの顔は、妖艶で、それでいて少し誇らしげだった。


スファーナ姫、大分お腹が目立つようになってきましたw
久しぶりの一戦のあと一緒にお風呂ですが、外出しではやっぱり不満なのでもう一ラウンド所望中ww

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