「なあ、レフィア…今日はいいだろ?」
白いフードをかぶった少女にこそっとささやく少年。
「…今日は、じゃなくて、今日も、でしょ!」
少年が肩に回した手をつねりながら、ぴしゃりとはねつける。
「…だって、この前してから、もう3日もあいてるんだぜ。」
つねられた手を引っ込めながら少年が口をとがらす。
「まだ3日でしょ!」
求められるのはまあ嬉しいわけだが、特にしなければしないでもという程度でしかない少女。
「…うー、そんなツンケンしなくてもいいだろ。」
少ししょぼくれてみせる少年。
こうして引かれると、少女としても思うところがまるでないというわけではない。
「…もー、しょうがないんだから!」
自分が少年にとってそれだけ魅力的なのだとプラス思考で考えることにする。
実際、その行為そのものにはまだ恥ずかしいのと、お互い不慣れなのとでそれほど魅力を感じていない少女であったが、無我夢中で抱きしめられ、求められるのは決して嫌いではなかった。
「…!」
少年の顔がぱっと明るくなるのを見て、やれやれという気持ちと嬉しい気持ちが半々の少女。
「目立たないように来てよね。ばれてるのは知ってるけど、見せつける気はないんだから。」
仲間たちに気を使う余裕があるだけ、自分が精神的に大人なのだと主張するかのように少女が釘を刺す。
「うんうん。」
もっとも、少年の頭の中はもはやかわいらしい泣き声を上げる少女の姿でいっぱいだったのだが。

「ちょ、ちょっとやだもう!」
抱き合ってキスをして、しばらくお互いの身体を確かめ合っているうちに、いきなり押し倒された少女が抗議の声を上げる。
「あ、だ、だめだって!」
この行為をするようになってから一回り大きさを増したように感じられる胸を、少年がめちゃくちゃになで回す。
そればかりではなく、スカートから覗く太股や、下履きに覆われたお尻にも遠慮なしに少年の手がはい回る。
「レフィア、好き…やらかい…」
熱っぽくささやく少年の身体をたしなめるように押し返そうとするが、どうにもならない。
「ルーネス、や…」
実力でどうにもならないなら言葉でと開きかけた口を、少年の唇が塞ぐ。
「んー、むー、んー!」
少女の身体を完全に手に入れたという自信がそうさせるのか、胸をまさぐる手は敏感にしこりはじめた乳首を中心にしつこく蠢き、脚の間に滑り込んだ手は、少女の汗とほんの少しのそれ以外の液体で湿り気を帯び始めた下履きの上を何度も滑る。
「ん!」
想いをストレートにぶつけてくる口づけと、情熱に負けないだけの技術を身につけはじめた少年の手業に少女の身体が熱を帯びてくる。
「濡れて、きた…」
唇を離して、少年がささやく。
「バカ!」
確かに、自分の身体が反応しているのを少女も感じていたが、指摘される恥ずかしさには耐えられない。
「あ、あんまりいじるから、服、しわになっちゃったじゃない!」
話をそらそうと、少女が胸元のしわを直し、少年をなじる。
「あ、ごめ…そ、それじゃ、脱ごうぜ。」
一瞬しおれかけた少年だったが災い転じて福となすといわんばかりに自分の服を脱ぎはじめる。
「いきなりぬぐなー!」
とは言ってみるもののたくましい胸板とかに目がいってしまうのは、恋する少女として自然な反応。
「バカ!なに下も…やだ見せないで!」
どんどん脱いで行く少年が、下履きまで一気に下ろして向き直ったところで思わず声を上げてしまう。
まじまじと見る気はないが、天井を向いて気持ちよくなりたがっている少年の器官が目に焼き付く。
じわりと、それを迎え入れるための自分の場所が熱と湿り気を帯びるのを感じる。
「レフィアも、脱ごうぜ。」
スカートに手をかけて、少年がささやく。
「もう…!」
そのままほっておくと服を引き裂かれそうな勢いを感じて、少女が服を脱ごうとケープに手をかける。
「あ、フードそのままで…それ、すごくかわいいから。」
どうしてこうわがままなんだろうと思いながらも、少年に言われるままケープは外さない少女。
「どんどんいこう。」
上着を脱いで、下着はどうしようかと逡巡する少女をいきなり抱き寄せて、ひったくるように胸を覆う布を少年がはがす。
「いや!ちょっと、ちぎれる、ちぎれるばか!」
その勢いのままに下履きを引っ張る少年をぽかぽかと殴りつけながら少女が抗議する。
少年を迎える前に履き替えたかわいらしい下履きだったが、普段のそれより頑丈さには欠ける。
「く、くいこんでいたいったら!…あ!!!」
暴れたのがまずかったのか、脇の結び目の部分がちぎれ、大切な部分があらわになる。
「もう!新しいのかってよねっ!」
結局根負けしてしまった少女がすねた声で、下履きを脚から嬉々として外している少年に言う。
「うん、何枚でもオーケー」
言うが早いか乳房を求めて吸い付いてくる。
「んあ!…うっん、うふ!」
自分勝手な少年の態度にあきれかけた少女だったが、情熱そのままにぶつかってくる少年に怒る気もそがれる。
「ふふ、るー、ねす…あかちゃんルーネス…んぅ…」
赤子のごとくに自分の乳房を求めてくる少年をからかうように抱きしめる。
自分の事情をよく考えてくれない強引さも、すべては自分への強い想いの現れだと信じさせてくれる夢中さ。
「や、すりつけ、ないで…はぁ…」
乳房をしゃぶり、空いている手でもう片方の乳房と、かなり湿り気を帯びてしまった秘裂をまさぐっている少年の、やけどしそうに熱い肉棒が太股にこすりつけられる。
「んなこといったって…」
すべすべの少女の肌はそれだけで少年の肉棒にものすごい快感を与えてくれる。
「やめてったら、もう…だめ!」
少年がこぼした粘液がぬらぬらと太股に擦り込まれるのを感じて、少女がもう一度たしなめる。
「ちぇ…じゃ…」
体を起こした少年が、がばと少女のしどけなく開いた股間に顔を埋める。
「ちょ!いき…あひゃはあぁ!!」
抗議しかけた少女が何も言えなくなるくらいがむしゃらに秘裂に吸い付き、必死になめ回す。
「はぁ!ん、や、そこ!」
秘裂を下から舐めあげた少年の舌が肉芽にふれると少女の腰がびくりとはねる。
少女の脚がばふっと少年の顔を挟む。
「ここ?」
固くなった肉芽をぴちゃぴちゃと舌で嬲りながら少年が問う。
「あっはっ!だめ、だめ…はううぅぅっん!」
女の子らしい声を上げるのが愛おしくて、夢中になって少年がそこを責める。
「やはっ!ゆび、ゆび、はいって!」
ひくっ、ひくっと蠢くたび、たらたらと少しとろみのある蜜をあふれさせる少女の入り口にあてがった指に、少し力を込めただけでぬるっと熱く濡れた粘膜の中に指が滑り込む。
「うぅ…あー!」
ぎゅ、と指一本でもきついくらいに締め上げる少女のそこを指でかき回し、中から蜜を掻き出す。
「はぁっ!はああぁっ!」
少女としか経験がない少年にも、少女の声がすっかり発情した女のそれに変わっているのがわかった。
「も、もうだめ…し、して、していいから!」
自分でも何を言っているのか一瞬理解できなかったが、とにかくこの狂おしいほどに激しい行為から逃れたい一心で少女が叫ぶ。
「うん!」
お預けを食らっていた犬が「よし」と言われたときのように少女の脚を広げて少年がのしかかる。
「あ、やっぱだめ!ダメ!今日はちょっと待って!!!」
ぴくぴくと今にも爆発しそうな肉棒が自分のそこに埋められそうになるのを見て、少女があわてて叫ぶ。
「中で!中で出すと!…ふあああぁっんあーーーーー!」
言葉をつなぎかけたところで秘洞がたくましい物に満たされる。
「う!」
甘い悲鳴を上げて身体を痙攣させる少女の膣奥まで肉棒を進めるのが、少年の忍耐の限界だった。
「ひあ!」
びしゃっと何かが胎内深くに吹き出す。
「あっああああ、やぁー!!!」
もう何度も味わった膣内射精される感覚。
「ん!ん!レフィア…中で…なに?」
びゅる!びゅくりと激しい射精に身を任せながら、少年が尋ねる。
「できちゃう!あかちゃん!!ちょっとだめ!ルーネス、早く、早くぬいて!」
ぬらぬらと秘洞いっぱいに広がる少年の精液の感触に絶望しながら、少女が叫ぶ。
「いい!できてもいい!作る!レフィアに僕の赤ちゃん産んでもらう!」
少女の身体をよりいっそう少年が強く強く抱きしめる。
必死の願いも空しく、がっしり抱きしめられたまま少年の激しい射精を受け止めさせられる少女。
「だめ…そんな、たくさん…だめだよぉ…」
理性と裏腹に少女の女としての本能が、愛しい少年の精を吸い上げていく。
「だめって…だめなのにぃ…」
ひっくひっくと少女がしゃくり上げる。
「ん…大好き…おさまんないよ…まだ、まだ…」
最後の一滴まで注ぎ込み終えてなお少女を離そうとしない少年。

「抜いてぇ…ルーネス…まだ、まだ間に合うよぉ…」
日頃の勝ち気さはどこへやら、弱々しく泣きじゃくるだけの少女にキスの雨を降らせながら少年が萎えない肉棒を突き動かす。
「ん、すごい、音してる。」
膣内射精した精液が少年が腰を動かすたびぐちょぐちょ音を立てる。
「だめ…んぁ…だめ…精子、ん!奥に入っちゃう…」
涙を流しながらぶつぶつと少女がつぶやく。
「んあぁ、んー、あぁ…!」
精液が潤滑油になって、少年の動きがスムーズになり、張りつめた肉傘が胎内の精液を掻き出す。
もうすっかり男になじんだ肉襞が、ふるえるように蠢いて少年の性欲を限りなく高める。
「ああ、精子でぬるぬるなのに、すごく狭くて!」
少年の動きがどんどん激しくなっていく。
「だめぇ!ひん!また、また出すなんて絶対だめぇっ!!」
乏しい経験でも少年の絶頂が近いことはよくわかる。
少年との交わりのあと、たっぷりと膣内に残される精液は、これまで愛されている証拠だと思ってはいたが、妊娠する可能性が高い日に、まだそこまでの覚悟ができていないのに注がれるそれは、少女にとってとてつもなくなく恐ろしいものに思えた。
「ん、ごめん!また…レフィアまだなのにでちゃう!」
少女を満足させられないうちに果てるのが切ないと訴える少年。
「いい!いいの!私のことどうでも、だから、だから抜いて!そと、そとおっ!」
それどころではなく間近に迫った膣内射精の瞬間を何とか回避しようと必死の抵抗を少女が試みる。
「ああ、レフィア、れふぃあ愛してる!…でる!!!」
もはやこのあとのことも何も考えられずに絶頂に向けて一気に駆け上がる少年。
「やめて!ルーネス!だ、だめええぇぇっ!!!!」
ぶぢゅる!と自分の子宮の入り口に少年の精がぶち当たるのを少女は感じた。
「ひゃやあああぁぁぁん!!!!」
目を大きく見開いて、絶望と言うにはやや甘い悲鳴を上げる少女。
「赤ちゃん…作る、レフィア、僕の…」
どく、どくと少年が脈打つたびに、尻にどろ、どろとあふれ出た、受け止めきれない精液が流れていく。
「バカ…ばかぁ…ほんとに、ほんとに…できちゃうん、だから…」
泣きじゃくりながら少女は、いつ終わるともしれぬ少年の射精を胎内深くでずっと受け止めていたのだった…

「ほら!もう子供じゃないんだから!」
お腹の大きくなった少女が寝ている少年の布団をはぎ取る。
「うう、も、もうちょっと寝かせてくれよぉ…」
目を擦りながら不満を言う。
「ダメ!ちゃんと家族全員分稼がないと!」
腰に手を当てて、ほおをふくらませる少女。
「…冒険で稼いだのがあるんだからさ…」
不承不承起き出して、ぶつぶつと少年が言う。
「それはそれ!生活費は別!」
かいがいしく着替えを手伝いながら少女がぴしゃりと言う。
「ただでさえ、考えなしに赤ちゃん作っちゃうくらいなんだから!ちゃんと私がそっちは管理します!」


リク絵でリニュ版FF3のレフィアさん(導師)ですー
FC世代なんで、あの4人に名前がついたと言うだけでびっくりです(笑)
学者の「みやぶる」で安全日か危険日かもお見通しです(核爆)

前へ  ぎゃらり〜へ  次へ