「女の子の僧侶探してたのよね?見つけといたけど、どう?」
酒場の主人が、隣りに立っている少女を紹介する。
「ああ、ありがとう。希望通りですよ。」
まだ少年といっていい年ごろの若者が、にこやかに主人と少女にあいさつを返す。
「勇者さまのお仲間だし、かわいい娘選んどいたわよ。」
主人が小声で若者に告げる。
「そりゃどうも。」
若者も小声で答える。
「ということで、これからよろしくね。」
少女に向き直り、手を差し出して若者が微笑む。
「よろしくお願いします。」
差し出された手をそっと握り、ぺこりと頭を下げる女僧侶。「
「それじゃ、早速これからのことを話しあおうか。」
主人に個室を用意させ、酒と食べ物を運ばせる。
きょろきょろと落ち着かない少女を促して、若者が酒を勧める。
「こんな部屋、初めて入りました。」
差し出されたグラスに注がれた、上等なワインを口に含んで、少女が言う。
「大したことはないよ。」
少女に注いでもらった酒をあおって若者が言う。
「…そうですよね。あなたみたいな勇者さまと、一緒に旅が出来るなんて、信じられません。」
若者は、勇者と呼ばれた者の息子として生まれ、魔王を倒すために仲間とともに旅に出ていた。
最初は皆無謀だと思っていたものの、実際に怪物たちを打ち破って行く若者たちの姿を見せられるうち、確かに勇者の血は受け継がれているのだと信じるようになっていた。
怪物の脅威に心を痛めて僧侶を志した少女にとって、ある意味若者は、ひそかな憧れの対象であったとしても無理からぬ事ではない。
「そんな大したヤツじゃないよ、俺は。」
これまでの旅の経験がそうさせるのか、あまり己の力を誇ろうとはしない若者。
「いえ、そんなことはないです。」
少女が急いで言葉を重ねる。
「…でも、どうして、私なんかを?」
少女が心の中の疑問を率直に打ち明ける。
魔王すら打ち倒したと言われる若者に引き比べて、やっと半人前になったばかりの少女。
最初からの仲間もいるなかで、何故という疑問は当然だった。
「…親父がさ、死んだんだよ。」
若者にとっても聞かれて当然の問いだったのか、ぽつりと話しはじめる。
「…!?」
いきなり重大なことを打ち明けられたような気がして、何も言葉を返せない少女
「無敵だと思ってたよ。」
若者の父の名は国で知らぬものがないほどの勇者だったという。
「でも、目の前で魔物に負けちまった。」
あまりのことに少女が息を呑む。
「でさ、思ったんだよ。」
酒をあおって、若者が立ち上がる。
「俺も、いつかきっと負ける日が来るんじゃないかってね。」
静かに少女に近づく若者。
「そ、そんな!大丈夫…っきゃあああっ!!!」
若者に、何かただならぬ気配を感じて腰を浮かしかけた少女の肩を若者が掴み、強引に部屋の奥のベッドに突き転ばす。
「な、なにを!?」
倒れ込んだ少女を押さえつけるように自分もベッドの上に登ってきた若者を押し戻そうと、必死の抵抗を試みる少女。
「…だから…その前に、後悔する前に思いきり女とやりまくって、ガキこさえておきたいんだよ!」
少女の胸元に手をおいて、乱暴に若者がまさぐる。
「い、いや!そんな、そんなのイヤです!!」
余りと言えば余りな若者の言葉に泣きながら必死に少女が抵抗する。
僧侶として期待されているのではなく、オンナとして期待されているのだとはっきりと告げられたショックもあった。
「暴れるなよ…わかるよね。」
少女の細い首筋に若者の手が伸びる。
「ひぐ…!」
若者は軽く力を込めただけだったが、少女の顔が一気に青ざめる。
剣を握り続けてタコの上にタコが出来ているようなごつごつとした手。
自分の首など、枯れ木をへし折るのより簡単に折れるだろうと思わせるような太い腕。
若者の目に恐ろしげなくらい真剣な光が宿っているのを見て、少女の心が萎える。
「…いやぁ…こんなの、いや…」
もはや暴れることもできずただ弱々しく泣きじゃくるだけになった少女の身体を、若者はいよいよ本格的にまさぐって行く。

「ひ!」
服の、胸を覆う部分を引きちぎられ、思わず少女が目をつぶって悲鳴を上げる。
「意外と大きいじゃん。」
がばとむしゃぶりつくように唇を若者が寄せる。
「う…う…」
目をつぶって、若者の舌や唇、指先が這い回る、おぞましくも甘い感覚に少女が耐える。
がむしゃらではあるものの、強姦していると言う行為には似つかわしくない臆病さが感じられるその行為に、涙がぽろぽろと少女の瞳からこぼれる。
「はー、はー…」
少女が恐る恐る目を開くと、ぎらぎらとした若者の視線を感じる。
慌てて目をそらすと、自分の胸が若者の唾液にまみれててらてらとあやしく光っているのが目に入る。
「…いやぁ…こんなの…ふぅう!」
弱々しく抗議しかけたところで、噛みつかれるような勢いで少女の唇が若者の唇に被われる。
「ん!んぅう!んー!んーっ!!!」
唇を奪われた少女は、首を振ってはかない抵抗を試みるが、胸と、そして今度は股間の敏感な場所をまさぐられ、びくりと硬直する。
「んうぅ!うー、んーっっっ!!!」
ぎこちない若者の指の動きだが、それでも熱心に、丁寧に蠢かれると痛みとは別の感覚が少女の股間から湧き上がるようになる。
「やだ…もう、やだ…」
唇が離れ、息を整えることができた少女がやっとのことでそれだけ告げる。
「ゆるしてください…おねがい、します…」
自分がどれだけ哀願したところで、若者の行為は止まることはないのだろうとわかってはいたが、それでも一縷の望みをかけて哀れみを乞う。
「やだね。ここまでしたんだ…最後までやらなきゃ…」
若者が起き上がり、少女の脚を捕って拡げるやいなや股間を覆う服をやすやすと引きちぎる。
「い、いやああぁぁぁっ!!!」
少女の悲鳴が終わらぬ間に、下穿きまでずらされ、じくじくと湿りはじめていた女の器官が剥き出しにされる。
「うお、すげぇ…」
なにがすごいのかよくわからぬ感嘆を漏らし、若者がいきなりそれに吸いつく。
「きゃああっ!だめ!やめて!んっつああぅ!!」
秘唇だろうが敏感な突起だろうが、尿道口だろうが膣口だろうがおかまいなしに若者が吸いつき、舐め回し、唇で擦り立てる。
「んあっ!あ!…んうぅぅっ!」
その部分の合わせ目の上にある突起を刺激すると少女の身体がびくりびくりと反応するのが楽しいのか、執拗にそこを責め立てる若者。
「ん、んや!そこ、いれ、だめ…」
しばらくクリトリスを攻めていた若者の舌が今度は下に下り、少女の膣口に無遠慮に侵入する。
「だ、め…きもち、わる…」
ひくひくと少女の尻が震える。
胎内まで若者の舌に侵入され、自分の分泌した体液と、若者の唾液が混ぜ合わされるイメージが少女の脳裏に浮かぶ。
「ふぅ…う…うふぅ…う…」
執拗に、それでいて少女の反応をしっかり確かめながら続く若者の責めに、少女の忍耐も溶けはじめる。
若者ともっと早く出会えていれば、ごく自然にこう言う関係になれたのかもしれない、そう思うと涙をこらえ切れないのも事実だったが。
「…もう、我慢、できない。」
急に若者が顔を上げ、奇妙に抑揚のない声で告げる。
責めから開放され、息を整える少女に構わず、若者が服を脱ぎ捨てる。
「ひい!」
少女のぼんやりしていた頭がクリアになった矢先に目に飛び込んだのは、若者の股間にそびえる肉の槍。
それが何か理解したとたん、身体が自然にびくっとすくみあがる。
「入れるよ。」
若者の宣言に慌てて逃げようとする少女の脚を若者が捕まえ、力任せに押し開く。
そして、滑るように身体を割り込ませ、強引に挿入を試みる。
「いっ、いや!いや!やめてぇっ!やめて、やめってえええぇぇぇぇ!!!!」
あらん限りの声を振り絞り、その行為を押し止めようとする少女の抵抗も虚しく、若者の限界まで怒張した男性器が、少女の女性器をずぶりと引き裂く。
「ひがっ!」
雷に打たれたように少女の身体が震え、一瞬硬直する。
「いっ…ひっ…!…いやああぁぁぁぁぁっ!!!」
数瞬の間があって、凄まじい悲鳴とともにがくがくと少女の身体が痙攣する。
「いたいっ!いたい!いたいぃぃぃぃっ!!!」
処女をあっけなく奪われたことを悲嘆して呆然とする間もなく、襲ってきた激痛に首をぶんぶんと振って少女が泣き喚く。
「…血は出てないみたいだけど、初めて?」
若者が細かく腰を振りながら尋ねる。
「!、!」
ぶんぶんと少女がうなずく。
「そっか、俺も初めてだし、ちょうど良かったな。」
加減も何もなくごつごつと腰を突きながら若者がつぶやく。
「んああぁう!いあ!いああぅっ!」
未開拓の肉洞をがつがつと抉られる激痛に、半狂乱になって少女が泣き喚きつづける。
「ふー、キモチイイよ…これ。」
ぐぢゅ、ぐぢゅっと腰をひたすらに動かしながら、感極まったような声を若者があげる。
「ぬい、てぇ…ぅく!…さけちゃう…さけちゃうぅぅ…」
身体を引き裂かれそうな痛みに泣きじゃくりながら少女が哀願する。
「そんな声聞くと…あー、きゅ、急に、で、出そう…!」
少女の哀れな声が若者の何かを激しく奮い立たせたのか、少女の膣内で若者の怒張が膨れ上がる。
「いっひぅ!やめて!やめてぇっ!!なかにださないでぇぇっ!」

僧侶である少女にも性の知識はちゃんとある。
男がこの状態で出すものと、それを胎内に受け止めた時に自分の身体に起こることは、激痛に苛まれ続ける少女の頭でもすぐに考えついた。
「あかちゃん!!できちゃうあかちゃん!!」
少女が若者に精一杯その危険を訴える。
百歩譲って、いま若者にされていることまでならばどうにか心に折り合いをつけられるかもしれなかったが、妊娠させられてしまえば、もう取り返しがつかないように思われた。
「あぁ…出来るんだ、俺のガキ出来ちまうんだ…!」
一層少女の奥へと強く強く腰を打ちつけて、高笑いでも続きそうな歓喜に満ちた声を若者があげる。
「やめっ、ぬいて、あかちゃん、だめっ!なかにだしちゃだめだめっ!!」
若者のそのただならぬ様子に恐怖すら覚えながら、命乞いをするような必死さで少女が訴え続ける。
「あっああ!だめ!で…うああぁぁっ!」
少女の膣の最深部、子宮口に亀頭を密着させた状態で、若者がため息にも似たうなり声をあげ、腰をびくっと震わせた。

ひぃ!や…な、中に、でて、る…「っひぁっ…!」
どっと暖かい何かが胎内に溢れかえるのを感じ、目を見開いて少女が硬直する。
それに続いてオスの体液がどくどくと容赦なく注ぎ込まれるのを感じ、少女の思考は混濁していく。
「あ、ああぁ…あ…」
のどに引っ掛かったようなかすかな喘ぎを漏らし、自分の膣内でどくどくと脈動する若者を感じ続ける少女。
「でた…でた…まだでる…もっとでる…」
惚けたようにかくかくと腰を奥へ奥へと押しつけながら、若者が射精を続ける。
「だされた…なかに…だされ、た…」
ややあって、若者の射精がようやく下火になったころ、やっと少女の思考能力が回復しはじめる。
腹の奥がぬらぬらとぬらつき、たぽたぽと何かが溜まっているような感覚。
これまで嗅いだことのないような青臭い匂いが部屋中に漂っていた。
まだ若者の身体で割り裂かれている自らの女陰から、一筋どろりと腹の上に白く濁った液体が流れているのを少女は見た。
その光景は、少女にとって、もはや取り返しのつかないことが起こってしまったのだと教えるのに十分だった。
「ぅ…うええぇ…にんしんしちゃうよ…はじめてなのに、妊娠しちゃうよぉ…」
堰を切ったように新たな涙が少女の瞳から溢れ、悲愴なすすり泣きが口からこぼれる。
「まだ妊娠してねぇよ…たりねえよ、こんなんじゃぜんぜん…」
少女に聞かせるというより、自分の欲望を抑え切れないと言う様子で若者がつぶやく。
「いやぁ…もう、もうやだぁ…」
自らの胎内で、思う存分に精液を撒き散らし、自分を穢しつくしたはずの若者の肉の兇器が硬度を取り戻すのを感じて、少女が弱々しくすすり泣く。
「たった1回なんかで、満足できるかよ…」
その夜の凌辱は、少女が泣き疲れ、ただ呆然と若者の行為を受け入れるようになるまで続いた。

そしてそれから1年後…
「帰ってこないねぇ、彼。」
赤子を抱いた少女に、酒場の主人が話しかける。
少女が若者に犯されるようになって2ヶ月ほど経ったある日、少女は、自分が若者の子供を身ごもったことを悟った。
それを打ち明けると、若者はまた仲間と共に旅に出た。
それでも数日に1回は少女の元に若者は現れ、少女の中で育つ自分の子供の存在を確かめていた。
だが、少女が元気な男の子を産んで1ヶ月が経った時、若者は少女の元に見たこともない大金と、詫びの言葉を残して旅立ち、帰ってこなかった。
「…噂じゃ、地底世界に行ったって話だけど。」
言葉を選びながら、主人が言う。
「自分でも、何が起こるか知ってたと思います、きっと。」
少女が赤子をあやしながら言う。
「だから…2人も、ここに残して行ったんですよ、彼。」
そっと腹を押さえながら、少女は微笑むのだった。


久しぶりにDQ3女僧侶さん〜
どくどくどくどく、粘っこいお薬をお注射中です(爆)
効果は抜群、十月十日後にかわいい赤ちゃんを産むことになりましたとさ(笑)

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