「お食事をお持ちしました…」
昼食の載った盆を持って、主の部屋の前から声をかける。
「ん、中に入って、置いていってくれ。」
中から主の声。
「…っああっん!」
それに重なるように女性の悩ましげな声。
…正直、入りたくない。
「どうした?早く持ってきてくれ。」
主が促す。
「失礼します。」
寝台の上から目を背けながら私はその部屋に足を踏み入れた。
「…う…」
目を背けていても鼻につんとくる男の体液の匂い。
ぐっちゃ、ぐちゅ!と粘っこい物を突き混ぜているような水音。
「んあ…ぅーん…あ!」
心地よさそうな女性の艶めかしいうめき声。
「あ!ああっあ!…だ、大喬さ…」
主の従弟、馬岱さまのせっぱ詰まった声。
「ぅふーっ…んぅ!」
女性の心地よさそうな声がその後に細く長く続く。
「っは…はぁ…はぁ…はぁ…っ!」
しばらくの沈黙の後で、馬岱さまが荒々しく息をつく。
「ははっ、長持ちしなくても、それだけ続けて出せれば大したもんだ。」
主の笑い声。
「…うぅ…ひどいよ孟起兄…」
馬岱さまの情けない声。
ちら、と見るとまだ馬岱さまは女性…大喬さまとつながったまま。
大喬さまのおなかの上は主たち2人が吐き出した精がどろどろと大きく広がってべっとりと白く染まっていた。
「…ま、俺も…そろそろ…」
主のやや切なげな声。
「んぐんぐ…んー」
主のおちんちんをほおばっている大喬さまが何か口の中で言ったみたいだった。
「ん!」
大喬さまの頭をつかんで、主が体を震わせる。
私にだって、主が大喬さまの口の中に精を吐き出していることはわかる。
「んくっ…んくっ…」
大喬さまののどが鳴ってる。
あの、苦くて青臭くて粘っこくてのどに絡まってくるアレを、大喬さまが飲み下している…その事実がある意味信じられない。
戦で負け、陵辱されつくして引き取られてきた大喬さまは確かにこの家の奴隷。
召使いとして雇われている私より身分は下といえば下。
でも、江東の二喬とうたわれ、孫家の頭首だった人の妻。
「んふ…孟起さまの…こい…」
唇の端から飲みきれなかった主の精をこぼしながら大喬さまが主に笑いかける。
「もう、馬岱さま…またおちんちんびくびくって…おっきくなってますよ。」
そして馬岱さまにも続いて笑いかける。
「今度は俺がそっちだぞ、岱。」
主が馬岱さまに代われと促す。
「どっちのタネでもいいがな、できれば俺のと思わんでもないし。」
おちんちんをしごきながら主が言う。
そう、主たち2人しかもういない、西涼の名門馬家の血を残すため、主たちは大喬さまを犯し続けているのだ。
「岱は、どうせ口でもすぐ射精しちまうんだから、小鈴にもっと鍛えてもらえ。」
物足りなそうな馬岱さまに主が言う。
というか、当然のように人を巻き込まないでほしい。
…確かに馬岱さまに処女を捧げて以来もう何十回も精を受け止めてきましたし、最初に比べれば持久力も動き方もすごく向上してるのがうれしくてたまりませんが―人を練習台みたいにして言うのはやめてほしい。
「小鈴さんごめんなさいね…馬岱さまをあと、よろしく…」
主に貫かれながら微笑む大喬さま。
絶倫一族に仕える娘がいかに大変かと、改めてしみじみと噛みしめながら、私は馬岱さまの腕の中に抱きしめられていったのだった…
メールでリクもらってた大喬たんです〜
馬超の奴隷として馬家の血を残すため、超岱2人で連日連夜可愛がっております(爆)