「今日の戦もご苦労でしたね。」
とても綺麗な女性が優しく微笑みかけてくる。
「は、はい!大喬さまがご無事でよかったです!」
その綺麗な女性―大喬さまを護衛するのが僕の仕事。
「私も、あなたが無事でうれしいですよ。」
しがない兵士上がりの僕に信じられないほどの優しい言葉。
孫策さまを失った後も、呉の将として気丈に戦い続ける大喬さまを、何があっても護り抜かなくちゃと優しい言葉をかけられる度に心に誓う。
「よう、仲がよくてうらやましいなおい。」
りん、りんと音がする方を見ると甘寧将軍。
「ああ、将軍もご無事で。」
大喬さまが将軍に微笑みを返す。
「大喬さんと持ち場交代だ。後方に下がって軍を休ませろとの陸遜のご命令でね。」
激しい戦闘があるわけではないが、小競り合いが続いて確かにまいってきていたところ。
軍師の的確な指示に感謝したくなる。
「まったく、誰かさんが護衛武将と乳繰り合ってるからだっつの。」
甘寧将軍の背後から毒づきながら現れる凌統将軍。
そういえば甘寧将軍の護衛は、おとなしそうな女の人だったなとふと思い出す。
「こんなうるせえヤツとなんて、ついてねぇぜ。」
ケンカばかりしているが、それなりに仲のいい二人じゃないかと思う。
「まあまあ、甘寧さんも凌統さんも仲良くお願いしますね。」
なだめに回る大喬さま。
顔を見合わせて苦笑する二人。
敵に向かっては恐いものなしのこの二人も、大喬さまにかかってはおとなしいのが、ちょっとだけおかしい。
「それでは、後退させていただきましょうか…軍をまとめ、行軍の用意を。」
大喬さまの命令が降る。
あれこれと準備して、兵をまとめてさっそく野営地を発つ。

そしてその晩。
行軍の途中で立ち寄った小さな村の家の中。
僕も一応武将扱いだから、天幕ではなく一部屋をあてがわれてる。
寝床の中で、甘寧将軍の護衛をしている女性の顔を思い浮かべる。
大喬さまほどじゃないと思うけど、綺麗な人だったなと思い出す。
…その人と甘寧将軍が…
彼女はどんな顔をするのだろうと考えているうち、戦中は無我夢中なのと身体の疲れが勝って半分忘れていたものが、股間に襲いかかってくる。
「…」
いたたまれないほど張り詰めたそれを下着から解放し、そっとしごく。
「う、…うぅ…」
まぶたを閉じると、隣の部屋で寝ているであろう大喬さまの顔がくっきりと浮かぶ。
そのような対象とするまいとしても、どうしても耐え切れずに、幾度妄想の彼女に放ってしまっただろう。
夢の中だけでも、幾度大喬さまに自分のけがらわしい液体を注いでしまっただろう。
罪悪感と、快感がない交ぜになって、異常なまでに高まって行く。
「はぁ…はぁ…」
枕元に置いてある袋の中に大切にしまっている、大喬さまからいただいた手巾を取り出す。
目をきつく閉じて、手巾に炊きしめられた香木の香りを胸一杯に吸い込みながら、ひたすら手を動かす。
快感がどうしようもなく高まるにつれて、耳がキーンとなって何も聞こえなくなっていく。
「あ、…あ!…きょ…うさま!」
ひょっとして声が漏れていたのだろうか。
「苦しい?」
大喬さまの優しい声が聞こえたような気がした。
「苦しいです!」
声を出したのか出していないのかもわからない。
「なら、すぐに…楽にしてあげますね。」
僕のとは違う誰かの手が僕のソレに触れる。
「え…!?」
驚いて目をあけた僕の視界に飛び込む、女神のように美しい女性の裸身。
僕の腰の上にまたがって、僕のソレをそっと導きながら腰を落としていく。
ずにゅっと熱い感触が僕の先っちょに触れた。
「うっんっ!」
背筋を何かが駆け抜けて、思わず声がでた。
「あああんあーーーー!!!」
そして、そのままボクの身体が熱くてうねうねしている中に飲み込まれていくのを感じて、僕は思わずのけぞって、女の子みたいな悲鳴を上げた。
「うふ!可愛いらしい。」
大喬さまの笑い声にはっと顔を見上げ、視線を落としていくとそこにあるはずの僕のアレの姿がない。
そして代わりに見えているのは大喬さまの真っ白な、柔らかそうなおなか。
「…手を抜いて…もっと深くつながりましょう?」
はっと気づいて、さっきまでアレをしごいていた手を大喬さまの股間と僕の股間のすき間から引き抜く。
大喬さまの身体に押され、根元の方まで降りて挟まれていた手が引き抜かれると、大喬さまがゆっくり腰を持ち上げた。
「あ…ああ…」
まるで大喬さまの身体からアレが生えてきたみたいだ。
ぴくぴくと震えているソレは自分の身体であって身体でないような感じ。
「…あ…はあぁぁ…」
甘ったるい吐息と一緒に僕のソレが大喬さまの身体に隠れてく。
ずぶずぶとボクの身体が柔らかい肉をかき分けて行く感触が、僕の頭の中をかき回す。
「ん!奥まで届いた…わかりますか?」
最後に、ぐっと大喬さまが強く腰を沈めると、僕の腰と大協さまの腰がすき間なく密着する感触と、大喬さまの中に飲み込まれてる僕の先端がこりこりした壁に突き当たるのを感じる。
「はっ!…はぁ…はぁ…あ、ああん…僕、僕…」
くい、くい、と大喬さまが腰を揺らすと、僕のソレにびっしりと絡みついたうねうねの熱い肉の襞がよじれて吸いついて噛みつくようにからんで動く。
うれしそうに僕のことを見下ろしている大喬さまの、綺麗な形をした胸がふるん、と動いた。
「どうしました?」
腰をよじらすようにしながらさらに上下動まではじめる大喬さま。
頭の中がソレと直接つながったみたいにそのことだけで頭がいっぱいになる。
いっぱいになってしまった僕はもうどうしようもない。
股間にぶらさがった2つの玉からこみあげたモノが、腰の奥で打ち出されるのを心待ちにしている。
千切れ飛びそうな理性だけが、その液体の洪水を押し止めている。
でも、それももう、時間の問題だった。
「あ!ダメ!僕、僕、もう、出ちゃう!だいきょうさま!でちゃうぅっ!!!」
最後に残った理性が吹き飛ぶ瞬間、僕は大声で叫んだ。
降りてきた大喬さまの身体をすくい上げるように腰が勝手に力強く持ち上がる。
「んはぁっ!出してえっ!!!」
大喬さまの、聞いたこともないような甘い声が、僕の引き金を引いた。
先端が、またこりこりした壁を貫くように突きあがる。
「うぁ!はああぁぁぁぁぁんっ!!!!」
悲鳴と一緒に爆発する僕の欲望。
僕の何もかもが僕の汚らわしい体液と一緒に大喬さまの中に吸い込まれて行く!
「んーーうぅ!」
うっとりと目を閉じて、ぶるぶるっと大喬さまが震えてる。
僕の、おぞましい精液を、天井まで届きそうなほどの勢いの射精を、大喬さまが、女神様みたいにきれいな大喬さまが、お腹の中で受け止めて!うっとりした顔で!悦んでる!?
「あぁ!あっ!だいきょうさま!だいきょうさま!!ぼく、だしてます!だいきょうさまの、おなかに!」
僕のソレから噴きだす勢いも量も全然衰えない。
戦のあと自分で慰めて噴きだす量はもともと驚くほど多い。
しかし、今回のこれは、なんと言うか…自分でも危険な量だという感じすらする。
「でてますね…たくさん…」
楽しげに言う大喬さま。
「ぼく…もう…」
気がすっと遠くなっていく。
…このまま、死んじゃうのかな…でも…大喬さまと交わって…死ぬんなら…
そこで、ぼくの意識はなくなった。

ちゅ…ちゅるぱ…
何かをしゃぶる音がする。
痺れたようになっている下半身の中央が生暖かい物に包まれている…
うっすらと目をあける。
僕の脚の間に、綺麗な女性の顔。
「ん…あ…あぁ!!?」
朦朧とした意識が戻ってきたところで気付いた。
「だ、大喬さま!」
僕の汚いソレを美しい唇が咥えている。
「ああ、起きました?」
ちゅぽっと音を立てて僕のそれから唇を離し、にっこりと大喬さまが微笑む。
「なかなか目を覚まさなかったので、大丈夫かと心配になってしまいました。」
くすくすと笑う。
唇の端からどろりと垂れている白濁した粘液。
よく見ると胸元にも口から垂れたのか白濁が染みを作っている。
「膣で出し切ったかと思いましたけれど、口で清めてあげようと触ったらまた少し飛び出てきたので、びっくりしましたよ。」
かーっと顔に血が昇る。
「ぼく…ぼく…」
とんでもないことをしてしまったと口を開くが、どうしても言葉が出てこない。
「ふふ、いけない護衛ですね…ほら、こんなに出してしまって…」
大喬さまが起きあがり、股間を抑えていた手を引き抜く。
でろりと僕の体液の糸が大喬さまの赤い花びらから伸びて、ぼとぼとと切れてしたたる。
太腿にも幾筋も白い粘液の川が流れている。
「奥には、まだたっぷり…」
花びらをくに、と開いて大喬さまが腰を少しつき出す。
大喬さまのいやらしい場所が、全部丸見えになっている。
充血して膨らんだ突起と、お腹の奥につづく肉の洞窟の入り口。
「ああ、ほら、でてくる…」
白濁がへばりついた洞窟の入り口がひくひくと動くと、みるみるうちに少し黄ばんだ白い雫が入り口に生まれ、大きくなって行く。
「あ…あ…ぼ、ぼくの…」
あなたが注ぎ込んだのですよと言われなくても、自分が大喬さまを穢してしまったことが突きつけられる。
ぶぷ、と小さな音を立てて、雫が重々しく大喬さまの胎内から吹き出すように零れ落ちた。
「どうしましょうね、こんなに注がれてしまって…」
おかしそうに大喬さまが聞いてくる。
思考がバラバラになってまとまらない。
「もう、一生仕えていただくしかないですね。私が死ぬまで…1日でもいい、私より長く生きて…私に仕えてくださいね。」
大喬さまが微笑んで言った。
…眼だけは、すごく真剣な眼差しで…

その日からずっと僕は大喬さまの側にいることを許された。
呉将である大喬さまの護衛として。
呉の国中が黙認する、大喬さまの心の支えとして…


根強い人気の大喬さん〜
ちょっと黒入ってます(笑)
なのでお相手は孫策以外ですー(たぶん陸遜とかw)
結局護衛武将がお相手となりました。(笑)

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