龍の逆鱗 投稿者:K 投稿日:2005/07/11(Mon) 14:14 No.324
「サカキ様、計画は順調ですのぉ。」
「ああ、私とてあの試験電波があれほど効果があるとは思わなかった・・・それを証明したのはこの赤いギャラドス、ということだな。」
男と老人がガラスの水槽を見下ろして笑みを浮かべている。彼等の組織は最近ポケモンの人工進化を研究し、それを世界征服のために利用する計画を企てていた。
その結果作り出されたのが、この赤いギャラドスだ。通常ギャラドスの色は青いのだが、人工的に強制進化させられたのが原因でコイキングの色がそのまま残ってしまったのだろう。
「ふふっ、これでまた私の野望に一歩近づいた・・・後はこの電波を全国に流せる設備が必要だな・・・」
「サカキ様、それならコガネシティのラジオ塔なんかがありますぞ。あそこは高性能な設備で有名な場所、それを逃さない手はないはずですじゃ・・・」
「そうか。では早速準備に取り掛かるとしよう・・・それにこの電波をさらに強力なものにすれば完璧だな。」
「はっ、お任せくだされ。このワシが全身全霊を込めて開発した高性能電波、さらに素晴らしいものに仕上がりますぞ・・・」
怪しい笑みを浮かべながら、2人は赤いギャラドスの水槽が置かれている研究室を後にした・・・


「ううっ・・・ここは・・・確か私は湖で突然怪しい電波に頭が割れそうになった・・・それで気を失ってたはず・・・」
水槽の中の『彼女』が目を覚ました。どうやらあの電波で気を失ってたようである。
「それにしてもここはどこなんだ・・・人間たちがたくさんいるし、怪しい機械ばっかりだ・・・」
彼女が辺りを見回していると、研究員が水槽近くに集まって見つめているのが見える。
不審に思った彼女は自分の姿を見たのだがその姿に驚愕した。、
「!!!、なっ、何だこの姿は!・・・身長が伸びてるし、全然なかった胸まで大きくなってる!!髪も肩まで伸びてるなんて・・・私の身体はいったいどうなってしまったんだ?!」
しかし彼女の困惑は次第に怒りに変わっていく・・・
「そうか・・・あの連中、さっきの電波で私を無理矢理こんな姿にしたのか・・・許さん・・・もっと自然に成長したかったのに・・・私の楽しみを壊した・・・奴等が、憎いっ!!うぉぉぉぉー!!!」
ズギュウゥゥゥン!!ドゴオォォォン!!!
彼女の口から発射された光線は水槽を粉々に破壊した。その光景に腰を抜かす研究員たち・・・彼女の怒りの矛先はまず彼らに向けられていた。
「??私、こんな光線が出せたっけ??まぁいいか、貴様ら、人間の分際で調子に乗りやがって・・・この代償は大きいぞ、覚悟しろ!!」

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Re: 龍の逆鱗 K - 2005/07/11(Mon) 18:21 No.325


怒りに打ち震えた彼女の破壊力はすさまじく、研究員は血相を変えて逃げまとった。しかし彼女は光線で出入口を封鎖、研究員を閉じ込めてしまう。
「くっ、しまった!」
「馬鹿め、私から逃げられると思うなっ!!」
「くそっ、ベトベトン、レアコイル、奴を倒せ!」
「ふん、生意気な真似を・・・一人残らずぶちのめしてやるっ!!」


あいてのベトベトンのヘドロばくだん!しかしベトベトンのこうげきははずれた!
ギャラドスのハイドロポンプ!きゅうしょにあたった!ベトベトンはたおれた!
あいてのレアコイルのでんじほう!しかしレアコイルのこうげきははずれた!
ギャラドスのかえんほうしゃ!こうかはばつぐんだ!レアコイルはたおれた!


「ああっ・・・」
一握りの希望を打ち砕かれ、研究員の表情には絶望感が浮かび上がる。しかし彼女は間髪要れずに研究員たちの喉下に食らいつき、食いちぎる・・・
「(ズシャッ)!!!、ぎぃやぁぁぁぁぁ!!!」
動脈から上がる血しぶき。真っ赤な鮮血が彼女の顔についた。
「ぺっ、マズイ・・・」食いちぎった研究員の肉を吐き出すと、1人、また1人と同じように食らいつき、噛みちぎっていった・・・


十数分後、彼女の眼下に写っていたのはなんとも恐ろしい光景である。横たわる屍、床を汚す鮮血、破壊された機材・・・まさに阿鼻叫喚の地獄図そのものだ。
彼女は今まさに最後に残った研究員の男を狩ろうとするところだったが・・・
「ひっ、ひいぃっ!、たっ、助けてくださいっ!!」
「・・・ほう・・・貴様、人間のくせにいい顔立ちをしてるではないか。」
「・・・えっ・・・ほんと・・・ですか?」
「ああ、そうだ。ここの研究員どもは顔立ちが不細工な奴ばかりだからな・・・」
「・・・」
「このまま殺すには惜しい・・・せめてじっくりいたぶってから・・・」
「結局・・・俺は死ぬのか・・・当然だよな・・・」
「何をぶつぶつ言っている、早く服を脱げ。」
「??、はっ、はい・・・」

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Re: 龍の逆鱗 K - 2005/07/11(Mon) 19:20 No.326


「あのぉ、服を脱ぎましたが・・・」おそるおそる彼女に話しかける研究員の若い男。
「脱いだか。ほう、なかなか大きいな・・・それに私がすでに裸だからか?もうこんなにカチカチじゃないか。」
彼女の言うとおり、彼の肉棒はすでに興奮状態。そんな彼の逸物を彼女は手にとり・・・
「あまり声を出すなよ。出せばどうなるか、わかるな?」
「はっ、はい・・・」先ほどの断末魔が彼の脳裏をよぎる。
逸物を口に含む彼女。その舌使いは何とも嫌らしく、彼の射精を促していく。
「はぁっ、はぁっ・・・ううっ・・・」苦しそうな男の吐息。
「ふん、気持ちいいか?」そんな彼を虐めるような口調で彼女が言う。
「きもち、いいですぅ、はいっ・・・ああっ、もう出そう・・・」
「そうか・・・じゃあ出せ、飲んでやる。」
「んんっ、そんな・・・ううっ!」どぷっ、どぷぅ・・・彼の白濁が彼女の口の中へ吐き出され、飲み込まれていく・・・
「くっ、やはり人間のもマズイ・・・まぁまだ勃ってるからいいか・・・おい、今度は仰向けになれ。」
「わっ、わかりました。」彼はあわてて仰向けになった。すると・・・
「こんなにギンギンの状態か・・・どれ・・・」
困惑する男を尻目に、彼女の足は彼の逸物を扱きだした。生暖かい彼女の足の感触が彼を逸物を刺激する・・・
「どうした、何か先走ってるぞ。貴様、もう出そうなんていうんじゃないだろうな?」
「そっ、そんな・・・うぁぁ・・・!」
「貴様、人間のくせに情けないな!それなら貴様が干からびるまで出させてやる!」彼女の足の速度が上がる。
「だめっ、いじめ、ないでぇ!」男の忍耐はすでに限界だ。
「黙れっ!人間の分際で生意気なことを!もっと虐めてやるっ!!覚悟しろっ!」
男の逸物を彼女は踏みつけ、彼の腹のほうへ向けた。
「うぁぁ、でるぅ!!」男の忍耐が打ち砕かれ、白濁が撒き散らされる・・・その量はおびただしく、そして濃かった。
「ふん、こんな男、殺す価値は無さそうだな・・・」

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十数分後、異常を察知した組織の団員が研究室に入ったとき、すでに彼女の姿はなかった。
その部屋に残されていたのは血まみれの屍、白濁を搾り取られ、悶絶状態で仰向けになっていた男の姿であった・・・
「サカキ様、これはいったい・・・」
「・・・どうやら我らは奴の逆鱗に触れたようだな・・・この基地はもうもたん。全員、速やかに撤退だっ!」

その数分後、湖の周辺にある組織の基地は彼女の光線によって跡形もなく破壊された。
「あの組織め・・・今度私の住処に来たら絶対許さんからな・・・」
その彼女は、今もなおこのいかりの湖の奥深くに潜んでいるという・・・


Kさんの投稿の27作目は逆レイープものになっていますね(笑)
人間の身勝手に見事復讐していますねー
しかし、いっそ一思いに殺された方が楽だったんじゃないでしょうか(核爆)
ありがとうございます〜

ぎゃらり〜へ