波導の漢、故郷へ帰る 投稿者:K

「ううっ、トイレ、トイレ・・・んっ、何か聞こえてくる・・・」
私が用を足しにトイレに行く途中、近くの寝室から妙な物音が聞こえた。
「(くちゅっ、くちゅっ)・・・いかがですか、姫・・・」
「んぁっ、ふあっ・・・いいっ・・・」
「・・・たぶん夢を見てるんだろう、とりあえず用を足さなければ・・・」
寝ぼけ眼で用を足したのはよかったのだが、あの物音がまだ聞こえるので、私はその部屋を覗いてみることにした。
「なんか騒々しいな・・・真夜中なのに何を、!!!!」
「あぁっ、あっ、あっ、あうぅ!」
「いかがですか、リーン姫!私の波導の力は!」
「ああっ、だめぇぇ、またいくぅ!!、(どぷっ、どぷっ)あっああぁぁっ!!!」
「アッ、アーロン様!?何をしてるんですか?!!」
「なんだルカリオ、起きてたのか。私は今姫の相手をしていたところだ。お前もやるか?」
「!!、わっ、私はお断りいたしますっ!」
「そんな事言いつつ下半身がギンギンな状態になってるのは、どこの誰だ?」
私の主が不敵に笑う。私がそこを見てみると、股間のモノが興奮してとても苦しそうだ。それを見た私は思わず赤面した。
「あっ、それは、その・・・」
「ははは、お前は正直な男だな。治めたければ、姫と一発やることだ。」
「・・・わっ、わかりました。しかし私は女性と一度もしたことが・・・」
「心配するな、すぐ慣れる。」
「・・・それならいいんですが・・・」


「・・・ううっ、はあっ、はあっ・・・」
「っはあん!!、もっと、もっと、激しくっ!!!」
「ああっ、ひめぇ!!、もうっ、でそう、で、!、!、!、!!!!!、っあああぁぁぁぁぁっっ!!!」

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「はっ!・・・夢か・・・これで3回目だな、こんな夢を見たのは・・・」
今日もまた下着にベトッとした違和感を感じて目が覚めた。ここ2週間の間に私はよく夢を見る。私の主が女性としていて、それに自分も付き合わされる・・・そんな夢をしばしばと・・・
あの家を旅立って2週間、私は自分の故郷へ向けて走り続けている。手がかりもなく、ただ自分の波導の感ずるがままに・・・
「それにしても忘れられない・・・夢の中で自分が感じたあの感触、そう、初めて女性とした・・・」
私は朝食をとりながら夕べの夢を思い出していた。時々思い出す、あのときの女性の中の感触、頭が溶けそうなくらいの快感。
最初は少し恐怖感もあったが、実際やってみると非常に気持ちいい、病み付きになりそうな経験・・・
「・・・はっ、しまった・・・焦げてしまった・・・」
そんなことを考えてたら、ボーっとしてせっかくの朝食を焦がしてしまった・・・
「仕方ない、とりあえず食べるか・・・(ぱくっ)うっ、やっぱり苦い・・・」
そんな感じで焦がしてしまった食べ物をほおばっていると、1枚の紙が風に運ばれてきた。
「んっ、何だこれは・・・、!!!」
その紙切れはどこかの町の観光宣伝広告だったが、それを見た私は驚愕した。
「・・・こっ、これは・・・本物だ・・・リーン姫!」
その広告の写真に載っていたのは、服装は違っていたがまぎれもなく私と主が仕えていたあの姫君だった。
「この町へ行ってみるか・・・そこにいけば・・・あの城がある・・・それに、あの感触がもう1度味わえるかもしれない・・・」
私は荷物をまとめると、姫のいるあの場所へ向けて走り出した・・・

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「やっと着いた・・・あの城に姫がいるんだ・・・」
走り続けて2日間、私は目的地に到達した。やはり数百年前とは周辺の雰囲気が変わってるものの、そびえたつ城の風貌は全く変わっていない。
「しかし昼間は警備が多いな・・・夜に潜入するか・・・」
城の前には不審者を取り締まる警備兵が辺りを見回っていた。私は気持ちを高ぶらせながら夜を待つことにする・・・
「待っててください、リーン姫・・・」

そしてその日の夜、私はこの城への侵入を開始した。
「(バキッ)ぐっ・・・」
「よし、警備兵はこれで全部だな・・・さて、中に入るとするか・・・」
城内の警備兵を全て気絶させた私は、裏口の窓から潜入する。
「これは・・・あの頃と同じだ・・・全く変わってない・・・」
数百年ぶりに訪れた城の中は、私の言葉どおり当時とは全く変わってなかった。装飾、部屋の配置、設備などは全てあの頃のままだ。
「・・・あれは・・・」
2階に大きな壁画があることに気づいた私は驚いた。それは、紛れもなく私の主の絵であった・・・
「こっ、これは・・・アーロン様・・・しかし、今は違う時代・・・アーロン様が今も生きてるとは考えられない・・・」
・・・なぜあのお方は私を捨てたのだろうか・・・確かな疑問を胸に抱きつつも、私は姫のいる部屋へ向かう・・・


「・・・はっ、誰です?!」私の気配を感じて姫が目を覚ました。
「リーン姫、私です。アーロン様とともにお仕えした・・・」
「もしかして貴方が・・・ルカリオですか?!あのアーロンに仕えていたという・・・」
「・・・はい・・・」私は来るべき時のために上半身裸の状態である。
「・・・リーン姫・・・」興奮を抑えて姫の元に近づき・・
「違います、私はアイリーン、リーン姫は私の先祖で、?!!、キャアッ!!??」一目散に強い力で彼女をベッドに押し倒した。
「間違いないっ!!貴方がその方の末裔であろうが、私にとってはリーン姫ですっ!!!」
「なっ、何をするのですか?!警備兵を呼び、んっ・・・」
困惑する彼女をもろともせず私は唇を奪い、舌を絡めていく。
「はぁっ、はぁっ・・・姫・・・あの感触をもう一度私に味わさせてください・・・お願いしますっ!!」

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「ああっ、だめえっ!見ないでくださいっ!」
「残念ですが、それは無理ですっ!今宵は朝まで楽しみましょう!」
興奮しながら彼女の服を脱がしていく私。自分の下半身はすでに臨戦状態である。
「美しい・・・姫の肌、あの時のリーン姫とまったく変わらない・・・」
彼女の素肌に見とれながら私の手が下半身に伸びていく。
「い、いやっ、やめ、んあっ・・・」
「あのときのリーン姫はいつもこうやってアーロン様に抱かれていました。姫の喘ぎ声は艶かしかった・・・こっちが興奮するくらい・・・」
あの時の体験に浸りながら、女陰を刺激していく。姫のほうも感じているのか、そこからは蜜があふれ出てきた。
「んあぁ、やめてぇ・・・おかしく、なっちゃう!」
「姫・・・もうこんなに濡れてますよ・・・とっても感じやすいんですね。ほら、私のもこんなに・・・」
私の逸物からは何やら透明で、淫らな液体が先走っている。その逸物を彼女の女陰に押し当てると・・・
「姫・・・私の波導、とくとご覧くださいっ!」
「!!!、んああぁぁぁっ!」
一気に私の逸物を彼女の中へ収めた。その感触はあの頃とまったく変わらない。湿り気のある彼女の中が私の逸物に絡みつく・・・
「ああっ、気持ちいい・・・」
「んあっ、痛い、いたい・・・」
「姫、初めてなんですか?じゃあ、優しくしますから・・・」
結合部から血液を垂れ流しながら、私の腰が動き始めた。
「痛くありませんか、姫・・・」
「ああっ、あふっ・・・いいっ・・・」
私が腰を動かしていると、あの感触がよみがえってくる。そう、女性と初めてした時の感触・・・
さっきまで彼女は痛くて少し辛そうな表情だったが、私の逸物になじんできたのか、時々喘ぎ声を上げている。
そしてその声に私の興奮はさらに高まっていく・・・
「ああっ、ひめぇ!!くうぅっ、出そう!!」
「んあぁぁっ、だめぇ、なかは、だめぇっ!!」
中に出されることを恐れたのか、姫が悲痛な声を上げつつ抗う。
しかしそれに構うことなく私は限界が近づくと同時に、腰を動かす速度が上がっていく。そして・・・
「ひ!やっ、やだぁ、!ぬ、ぬいてぇ!!!」
「だっ、ダメですっ!!!、でっ、でるっ!!!、!!!!!、うっ、うわああぁぁぁぁぁっ!!!!」
「ひっ!いやああぁぁぁぁぁ!!!」
彼女の中を侵食する私の熱い塊。どくん、どくんと音を立てて奥深くに注ぎ込まれる・・・


「ひどいわ、こんな・・・でも・・・気持ちいい・・・」
「姫・・・今夜は離しませんよ・・・」
目に涙をためながら話す姫。それでも気持ちよさそうな表情の彼女を私は無意識のうちに抱きしめる。
それから朝を迎えるまで、私は姫の感触を奥深くまで味わい続けていた・・・


Kさんの投稿はとうとう20作目ですね!
どんどん書いていただいて、かなり感動しています〜
今度の映画ネタになるのでしょうか?
仕事が速いですな(笑)
ありがとうございます〜

ぎゃらり〜へ