ブラック&ホワイト 投稿者:K

「んっ、何だあれは?」
日曜日の朝方、私は自分の家の近くの浜辺を散策中、杖らしき物が打ち上げられているのを見つけた。
その杖は木製で、先端には水晶だろうか、鉱物が埋め込まれている。
「今どきにしては、珍しい骨董品だな・・・」
見た目からもわかるくらいかなり古びた杖。時代背景としては中世ヨーロッパ・中期あたりといったところか・・・
「とりあえず、家に持ち帰るか・・・」
そう言いつつ、私が杖をかざしてみたその時、辺りがまばゆい光に包まれた。さすがの私もこれには目を覆わずにいられなかった。
「くっ・・・んっ?」
杖から放たれた光が収まると、そこにはいかにも時代遅れの服装をした男が倒れていた。髪の色は暗めの藍色で、瞳の色は赤い。それに、なかなかいい体系をしている。
「うっ、ううっ・・・」
私は現状があまり理解できなかったが、彼が弱っていることだけは確かである。
「おいっ、しっかりしろ。」「ううっ、ここは・・・」
「あまり話さないほうがいい。とりあえず、私の家へ・・・」
傷ついた彼を抱え、私はすぐに家へ戻った。
「しかし杖から男が現れるとは・・・ファンタジー小説の世界みたいだな・・・」

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「アッ、アーロン様、何をなさるのですか?!」
「大丈夫、悪いようにはしない。」
「そっ、そんなっ、いけません、アーロン様?!」
「・・・」
「うっ、うああっ、・・・うぁっ!」
「いくぞ。しっかり、受け止めろ!!」
「アッ、アーロン様ッ、やめ、て、くださいっ、アーロン、さまっ??!」



「っうわあああぁぁぁぁっ!!!」お昼を過ぎたころ、いきなり私の家中に怪我をしていたあの男の悲鳴が響き渡った。
「君、大丈夫?!」「はあっ、はあっ・・・ここは?」
「ここは私の家だ。気がついたようだな。」
「き、貴様、誰だ?!」彼は厳しい表情で私をにらみつける。
「現状が理解できてないようだな・・・まあ、無理もない。お前が封印されていた杖は800年以上も前だからな。」
「800年以上も?!そんなに過ぎていたというのか?!(ズキン)ぐっ・・・」
「それ以上は動かないほうがいい。何せ、3本も折れてるんだからな、脚の骨が。」
「貴様、私をどうする気だ?!」
「もちろん治す。普通では全治4ヶ月の怪我を、3日でな。」
「それじゃあ、アーロン様は?!アーロン様はどこにいる?!」
「お前が捜してる男か・・・それなら、これを見てみるがいい。」
私が彼に差し出したのは、大昔の『波導伝説』とやらに関する本。その本には、彼が言っていたその男の絵も描かれている。
「こっ、これは・・・アーロン様・・・ううっ、アーロン様・・・やはり貴方は私を捨てたのか・・・」
「詳しい話は私にはわからないが、とりあえずその男がお前の主、というわけだな・・・その男を捜したければ、おとなしくしてることだ。」
「・・・」彼は無言でうなだれていた。その当時、彼の身に一体何があったというのだろうか・・・
「ジョーイ、彼に食事を。」「はい、かしこまりました・・・」

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次の日、私は彼の治療に取り掛かっていた。
「火傷とか切り傷などの軽い怪我なら短時間ですむが、骨の損傷となると時間がかかる。荒療治だが少し我慢していろ。」
私の超能力は戦闘向けに強化されてるので、骨の再生となると何かと時間がかかってしまう。そのため1日2回、1時間ずつ治療を施さなければならない。
「・・・ぐぅっ・・・くぁっ・・・」
「痛いか?」
「このくらいの傷で・・・へこたれる私ではないっ!」
彼が顔をゆがめるように、骨の再生にはかなりの痛みを伴う。また、1時間ぶっ通しで患部に能力を集中させるため、私自身の疲労もかなりのものだ。
「はあっ、はあっ・・・」
「うぐっ、ぐっ・・・」
そして、疲労と痛みに耐える1時間が過ぎた。
「ううっ、はぁっ、はぁっ・・・」
「大丈夫か?」お互いベッドに仰向けになった状態で、彼が口を開いた。
「大丈夫だ・・・お前のほうは・・・どうなんだ?」
「大丈夫に・・・決まっている。」
「(ガチャッ)ご主人様?!大丈夫ですか?」
疲れ果てた私たちを見て、ジョーイが心配そうに歩み寄る。
「はあっ、はあっ・・・心配ない。ジョーイ、食事を頼む。」
「はっ、はい、かしこまりました。」彼女はあわただしく寝室を去っていった。


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そんな感じで3日間に及ぶ治療が続いた。そして、最後の治療が終わり・・・
「はあっ、はあっ、これで全部だ・・・動かしてみろ・・・」
「・・・これは・・・なんだか足が軽く感じる・・・」
私の尽力、彼の忍耐により、骨が3本折れていた脚は私の宣告どおり3日で回復した。
「・・・もう行くのか?・・・当然だろうな。」
彼は怪我が治るや否や、ここを離れるために身支度をしている。
「治った以上、長居は無用だ。・・・世話になったな・・・(ぐう〜)うっ・・・」
「ふっ、体というものは正直だな。今日はもう遅いし、一泊するがいい。お前の服も今洗濯してほころびを直してるところだ。」
「・・・すまない・・・」顔を赤らめて彼がうつむく。
「そろそろ夕食にする。明日に備えて、しっかり食べることだ。さあ、行こうか・・・」



そしてその日の夜、私たちが眠りについたころ・・・
「・・・ううっ・・・んっ?」何者かの気配を感じた私はすぐに目を覚ました。その瞬間、それは私にいきなりつかみかかってきた。
「やはりお前か。恩を仇で返すとは・・・何のつもりだ?」
「貴様に礼をしにきた。ただし、普通じゃないヤツでだ。」
「言え、何が目的だ?」
「貴様の・・・貴様の処女をもらう!」私は少し困惑したが、その意味はすぐに理解できた。
「つまり・・・私を犯したい・・・そういう事か。しかし、男の私を犯すとは・・・お前の師匠もそういうのが好きだったんだな。」
「!!!、だっ、黙れ!」彼が恥ずかしそうに顔を赤らめて言葉を返す。やはり図星だな・・・
「まあ、そう強がるな。私でよければ相手になる。それに、私は女性とは何回もしたことがあるが、男となると初めてだから、1回ぐらいは男同士というのを試してみたかったところだ。」
「?!!いつの間に私の背後にウワッ?!」瞬間移動で彼の背後に回った私は振りむいた彼をすかさずベッドに押し倒した。
「ふっ、形勢逆転だな・・・」

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「くっ・・・」彼の下半身は隠すものがない裸の状態だ。当の本人は赤面してうつむく。
「ほう、これはなかなか大きいな。さて、どんなことをしたら勃つか・・・」
私が背後から彼の逸物を手に取ると、それはすぐに膨張を始めた。しかも、10秒もたたないうちに最大の状態である。
「ううっ・・・やめろ、見るなあっ・・・!」
「ふん、もっと大きくしてほしいんだな?」
彼の逸物を私はその手でしごいてやることにした。さらに、胸先を空いたもう一方の手で刺激してやりながら・・・
「ああっ・・・うぁっ・・・やめろ・・・!」
「そういいながら先端から淫らな液を垂れ流してるのは、何処の誰だ?」気持ちよさそうな彼をなおも攻め立てる。
「くうっ・・・」抗う彼の表情には快感がこみ上げているようにも見える。その目には涙もためて・・・
「そろそろ逝きそうだな、たっぷり出させてやろう、ふうっ・・・」耳元から息をそっと吹きかけてやる。そして逸物をしごく速度も上がっていく。
「!!!、くあっ、っああぁぁぁぁっ!!!(どぷっ、どぷっ)」情けなさそうな声とともに彼の出した白濁は私のベッドのシーツをどろどろに汚した。しかも、長年抜いてないせいか、おびただしい量だ。
「なかなかいいものだな、こういうのも・・・」
「はあっ、はあっ・・・」




「さて、男の中を調べてみるか・・・」彼の菊門に私の逸物をあてがう。
「!!!、・・・ッッ!!!」そして、彼は大きく目を見開いて私の逸物を受け入れた。
「ほう、これは・・・女性にはない感触だな・・・」
彼の中の感触をゆっくりと味わう私。その後、ゆっくりと腰を動かす・・・
「あっ、ふあっ・・・あうぅ・・・」
「なかなかいい・・・病み付きになりそうだ・・・」
女性では味わえない感触を噛み締めながら、さらに腰を動かす速度が上がる。
「あっ、あっ、やめ、っああ!」
「お前・・・結構感じやすいんだな。」そんな感じで行為が続き、そして・・・
「!!、ダメ、やめ、ろ、これ以上、やられたら、いくぅ、!、!、!、ぅああぁぁぁぁぁ!!!」感極まった彼の菊門が私の逸物を限界まで締め付ける!
「・・・ううっ!」それに耐え切れず彼の奥深くまで吐き出される私の白濁。彼もそれと同時にまた大量の白濁を垂れ流した。
「・・・はあっ、はあっ、こ、の、人でなし・・・」
「何を言う、言い出したのはお前が先だろう・・・」
彼は疲れ果てて、力のなさそうな表情で私を見つめていた・・・



次の日の朝、彼は置手紙を残して去っていった。だが私が起きた時には、すでに彼の姿はなかった。
その手紙には、「絶対お前の処女を奪ってやるから、首を洗って待っていろ!」とだけ記されていた・・・
「ふっ、奪えるものなら、奪ってみるがいい・・・」


Kさんの投稿はやおいねたですか(汗)
この世界も大分深い世界らしいのですが…
日本には衆道の伝統がありますしね〜
私もやおいは書けないかもです(爆)
ありがとうございます〜

ぎゃらり〜へ