らてぃあす流・スランプの抜け方 投稿者:K

「おお、ラティアスか。今日はどうしたんじゃ?」
『こんにちは、ボンゴレさん。カノンって今いる?』
しとしとと雨が降るこの日、私は自分の家の近くに住む少女の家に遊びに来た。彼女は私達と一緒にこの島を護っていて、いろいろな絵を描くのが大好きな女の子である。時々私や兄の絵を描いて送ってきてくれるので、彼女との親交は深い。
「カノンか・・・それがな、どうも最近様子がおかしいのじゃ・・・」
『えっ、どうして?』
「彼女はここ数日間、食事や風呂以外のときは自分の部屋にこもりっきりでな、わしが呼んでも『お願いだから、ほっといてよ!』なんて言って相手にしないんじゃ。あの娘は何か、悩みを持っていたようじゃが・・・」
『・・・』私の友達が現在どのような様子であるか想像するのは容易だった。
「・・・最近は、絵を描くこともパッタリとなくなってしまって・・・どうしたものか・・・」
『・・・それで、カノンは今どこにいるの?』
「カノンなら今、2階の自分の部屋に閉じこもっておるぞ。・・・ラティアス、お前、どうするつもりじゃ?」
『カノンと話してみる。話してみれば、何かわかるかも。』
私は彼女を放ってはおけなかった。だって、彼女は私の友達だから・・・

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『カノン、入るよ。』
彼女の部屋のドアを開けると、そこには幾多もの破り捨てられたデッサンを書いた紙が散らばっていた。
その部屋のベッドの片隅に、彼女は泣きながらうずくまっていた。
「・・・ううっ、ぐすっ、・・・ラティアス?」
『カノン・・・あなた、いったいどうしたの?』
「・・・あなたには関係ないわよ・・・」冷たい口調で彼女がうつむく。
『そんなことなんかないよ。私に話してみなよ、楽になるから。』
「・・・ほんと?」『うん、大丈夫だって。』
泣き止んだ彼女は、私に事の理由を話した。
「私、最近思い通りの絵が描けなくなったの。何回描いてもなかなか自分の思ってる表現ができなくて・・・」
『でもこのデッサン、私はいいほうだと思うけど・・・』破かれた紙をつなぎ合わせて私が言葉を返す。
「駄目よ、そんな絵からは何も見えてこない。私が描きたいのはもっと深い何か・・・そう、何かが見えてくる絵・・・」
そんなうつむいたままの彼女を見て、私は笑顔でこういった。
『・・・カノン、あなた、何か考えすぎじゃないのぉ?』
「・・・えっ?」
『あなた考えすぎだから、そんなスランプに陥っちゃうんだよ。そんなときは気分転換に私と一緒に遊びましょ。』
「でも今日は雨よ、それなのに何を、きゃあ!」
戸惑う彼女を私は一目散にベッドに押し倒した。
「ち、ちょっと、ラティアス、何するの、んっ・・・」
私は彼女の唇を奪い、深々と舌を絡め始めた。
(何これ、力が入らない・・・)「んはぁ・・・」
『私があなたに、スランプの抜け方教えてア・ゲ・ル。とっても気持ちいいわよ・・・』

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町を散策中、雨に降られた私は近くのゴンドラ職人の老人の家で雨がやむのを待つことにするところだった。
『こんにちは、ボンゴレさん。私の妹がここに来てませんでしたか?』
「おお、ラティオスか。妹さんなら今カノンの部屋におるぞ。」
私は、早速2階の部屋に向かった。しかし、その部屋には鍵がかかっている。
『特に用事もないはずなのに、何で鍵が・・・んっ、何か聞こえてくる。』
それは、少女の喘ぎ声であった。それに、なんだか気持ちよさそうな声である。
「んっ、・・・ふぅ、んあっ・・・」
『(くちゅっ、くちゅっ)うふっ、カノンの胸って私より少し小さいんだね・・・』
私は何か嫌な予感を感じた。そしてすぐに私の能力でその部屋の鍵を開けた。
扉を開けると、予感は的中した。私の妹は容姿がうりふたつの少女と女同士で絡み合っていたのである。
『・・・あっ、兄さん・・・』
『・・・これはいったい・・・』
「ああっ、ふあっ・・・」
『お前、なぜそんなことを・・・』『実は・・・』私は妹から事の経緯を聞いた。
『そういうことか・・・しかし、お前も大胆なヤツだ・・・』
『そうかな・・・こうすればカノンも絵描きのことは少しくらい忘れて、楽になると思ったんだけど・・・』
『それならコソコソやらずに、もっと大胆にやればいい。お前らしくな。』
『えっ、いいの兄さん。』
『ああ。カノンのためにも、思いっきりやればいいさ・・・・』
『やったー!じゃあ見ててよ兄さん!』
『えっ・・・見てろというのか?』私は少し困惑した。・・・一体どうなってしまうのだろう・・・

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『ほらあ、兄さんちゃんと見ててよお。』裸の2人をまともに見れない私を見て妹が言う。
しかし、この妹の異常なハイテンションっぷり、明らかに酒気が入ってるとしか思えない。
この部屋に酒なんかあるのか、と思って周りを見わたしてみると・・・あった。
あの娘が静物画に使ったビンの蓋が開いている。おそらく妹はこれを飲んだのだろう。
「ああっ、ふあっ・・・あふう!」あの娘はもうすっかり妹と意気投合したかのような表情でこっちが興奮するくらいの喘ぎ声を上げている。
『う〜ん、いい声で鳴いちゃってる・・・それなら今度は・・・ふうっ・・・』
妹は彼女の耳に息を吹きかけながら女陰をいじくりまわした。
「!、!、!、あひゃああぁぁん!!!」快楽に満ちた表情で彼女は上体をのけぞらせた。
『あははっ、今度はもみもみがいい?くちゅくちゅがいい?』
「どっ、どっちも、ちょうだい・・・はあっ、はあっ・・・」
そんな彼女の要望に妹は手馴れた手つきで急所を狙い、刺激していった。こうなっては、彼女が絶頂を迎えるのは時間の問題である。
「あー、あふぅ、ふあっ、・・・」
『ほらほら、もっと、もっと!』
「ああっ、いくぅ、!!!、あはああああぁぁぁぁん!!!」体を痙攣させながらこれまでとは比べ物にならないくらいの声で鳴いた彼女は快感に浸りきった表情でベッドに倒れこんだ。
『どう、気持ちよかった?』
「もう、さいこうれすぅ・・・」あまりの快感に彼女の呂律は回らない状態であった・・・
それにしても、酒を飲んだ状態の妹には私はついていけない。それに、何か危機感を感じずにいられなかった。


「(ガチャッ)なんじゃ、騒がし、・・・!!!、ぐぅ・・・(ドサッ)」
『ボッ、ボンゴレさんっ?!』さすがにこの情景、ご老体には刺激が強すぎたみたいだ・・・

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私はこっそりと妹に気づかれないように部屋を出ようとしたが、それは無理だった。
『兄さん、どこ行くつもり?』
「私たちともっと遊びましょうよ、ラティオス・・・」
『いっ、いや、私は、その・・・』
『そんな薄情な兄さんにはお仕置きしなくちゃ・・・』
「覚悟しなさい・・・」
『!!!、うわああぁぁ???!!!』
そして私は、深夜まで続く彼女たちの相手に引き込まれたのであった・・・


「うーん、さっきのは、一体、!!!!」
『あはぁん、もっともっとぉ!』
「・・・こっ、これは・・・何かの夢じゃ・・・(バタッ)」



Kさんの投稿はらてぃあす×カノンの同じお顔の百合の花ですね〜
ボンゴレさんがお気の毒と行ったところですが、らてぃあすはとどまるところを知りませんな(爆)
最後はらてぃおすも混ざって…2人相手じゃ吸いつくされてしまうかも?(笑)
ありがとうございます〜

ぎゃらり〜へ