桜と花見と兄妹と 投稿者:K

「兄さん、こんなに桜の花がきれいだからお花見でも行かない?」春の日差しが差し込む私達の家で、妹が私の背後から話しかけてきた。
「・・・そうか、もうそんな季節か。」椅子に腰掛けて本を読んでいた私は沿う言いつつ窓の向こう側を見つめた。
「しかし近くの広場など既に人で埋め尽くされてるはずだ。ほかに桜が見れる所なんてあるのか?」
「私達の家の近くに大きな木があるじゃない。あそこで2人っきりで・・・」
「ああ、あそこか。そこなら誰にも気づかれずに楽しめるな。」
私達の家から歩いて数分のところには、大きな桜の木が一本ずっしりとした構えで立っている。その木は樹齢800年を超えており、幾多の災害にも耐え抜いてきた。もちろん、その存在を知っているのは私達だけである。
「どうせだったら、今日は夜に行かない?あそこの夜桜って、すごくきれいなんだ。」
「そうだな。食事とかの準備もいるだろう。」
今夜の天気は晴れ。花見には絶好の日和である。私達はこの日の夕方、早速その桜の木のある場所へ向かった・・・

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「はあ〜っ、着いたね兄さん。わあっ、きれい・・・」食事などの準備をしてここにやってきた私達を、桜の大木が優しく出迎えてくれた。
そのそびえ立つ桜の木は、神々しさすら感じられる。早速シートを敷いて、私達はここに腰掛けた。
風がそよぐとともに桜の花びらが舞い散る様子は、とても幻想的である。
「幾多の災害を乗り越え、こうしてそびえ立つ木というものは、やはり素晴らしいな・・・」
「(ぐう〜)兄さん、おなかすいた〜。」
「全く・・・他人がこう感傷に浸ってる最中にお前はよく『兄さん、おなかすいた〜。』とかいえるな・・・(ぐう〜)うっ・・・」腹を鳴らした私は思わず赤面。
「だって、ほんとにお腹すいてんだもん。兄さんだって人の事いえないじゃん。ふふっ!」妹が笑顔で返す。
「まっ、まあいい、とりあえず食べながら夜を待つか。今日は満月だそうだ。」
「うん!今日は私の手作りなんだ。兄さん、食べてみてよ。」
「ああ、頂こう。・・・(ぱくっ)・・・うん、なかないけるじゃないか。」
「そ、そう?でも兄さんほどじゃないよ・・・」
「そんなことないさ。真心がこもってて、おいしいぞ。」
「兄さん・・・ありがとう。」妹は頬を赤らめながらうつむいた。
そうして食事を取っている間に、満月のやわらかい光が私達と大木を照らし出した。
「ねえ、兄さん、知ってる?」
「知ってるって、何をだ?」
「満月の日にここの桜の木の下で異性の2人組がが一緒にいると、その2人は結ばれるんだって。」
「それか、それなら私も、って・・・お前・・・」
「兄さん・・・お願い・・・」妹が私に懇願する。
「・・・わかった。・・・今日は・・・特別だからな・・・」
私は顔を赤らめながら、彼女の唇を奪い、草むらに押し倒した・・・

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「・・・兄さん・・・んっ・・・」妹を抱きかかえてお互いの舌を絡めあう私。その柔らかい感触に少し興奮しながら彼女の上着を脱がしていく。
聞こえるはずのない絡み合う舌の音が、私にははっきり聞こえる。その音は何とも言えないほど嫌らしいが、聞こえるたびに私の感情が高まっていく。
「・・・柔らかい・・・お前の胸・・・」隠すものがない彼女の胸を撫で回すようにして触れると、その感触が手のひら全体に伝わっていくのがわかる。
「やだぁ、兄さん、恥ずかしい・・・」妹は頬を赤らめて言うが、その表情からは徐々に感じてきているのがわかる。手のひらから伝わる彼女の胸の鼓動も次第に高まってきた。
私は高まる興奮を抑えながらスカートから彼女の下着を摺り下ろす。
そこから見えた彼女の女陰からは、とろとろと蜜が流れ出てきていた。
「兄さん、草むらがくすぐったいよう・・・私の大事なところにもあたってる・・・」
恥ずかしそうにうつむく妹を見つめながら、私の舌先は女陰へと向かっていた。
始めは優しく、次第に激しく指先、舌先を使いながら刺激していく。
「ひゃあん、だめえ、きもち、いいのお!」彼女の喘ぎ声がますます私の本能を刺激する。
「にい、さん、やめ、て、おかしく、なっちゃう、あはぁん!!」体を痙攣させながら彼女は絶頂を迎えた。彼女の瞳は曇っていて、早くも焦点が合わない状態である。
「・・・すまない、つい・・・」
「ううん、いいの、兄さんとこうやってできるんだから・・・」
「そうか・・・」
妹の笑顔に少し安堵感を覚えた私だった・・・


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「いいか?いくぞ・・・」
「待って兄さん、・・・ちゃんと・・・私の名前呼んで。」
「わかったよ・・・いくぞ、・・・ラティアス・・・」
私の逸物が妹の膣内に納まった瞬間、何ともいえぬ感触に襲われた。柔らかくて、気持ちいい・・・溶けそうな感触・・・
そんな私は、まだ慣れぬ腰つきで動き始めた。以前した時とは違う、更なる快感が逸物を通して伝わってくる。
「ああっ、にい、さん、きもちいい、いいっ!」感じている妹を尻目に、私の腰を動かす速度が上がる。
「はあっ、はあっ・・・」私のモノから何かがこみ上げてくるような感じがした。それでも私は腰を動かし続けた。
「あはぁっ、兄さん、私、もう、・・・!!!、あはああぁぁぁん!!!」限界に達した彼女の膣内が一気に締まる!
「ううっ、ラティ、アス!!!」快感に耐え切れず私の逸物から白濁が流れ込む。彼女の膣内に入りきらなかった私の白濁が草むらへと垂れ落ちていった。
「はあっ、はあっ、兄さん・・・気持ち、よかった・・・」
「はあっ、はあっ、・・・そうか・・・」そして、私達はそのまま草むらに倒れこんだ・・・



「ねえ、兄さん・・・」
「何だ?」
「私達、これからもずっと一緒だよね?」
「当たり前さ、この島を護るのは私達の義務だからな・・・」
「約束だよ・・・兄さん・・・」
「ああ、約束だ・・・」
今日私達がしたことは、明るい柔らかい光を放つ満月とその光で照らす桜の大木以外に、知る者はいない・・・



Kさんの投稿は花見の季節ということで桜の下でラティアス兄妹ですね〜
夜桜の下で咲き乱れちゃってます(爆)
実際したらちと寒そうではありますが…って一層抱きしめあうのか(笑)
ありがとうございます〜

ぎゃらり〜へ