くのいち陰報帖 投稿者:ドナテロ

「んふふ〜v今日もお仕事は無事完了〜♪結構楽だったわねぇ〜ん。」
と、足取り軽やかに森の夜道を鼻歌交じりにくのいちは駆けていった。だが、その顔や衣服は鮮やかな紅い色が染みついていた。
「今日殺ったお相手さん、結構でっかい物だったわねんvで・もvアタシの超絶品テクときっつ〜い花弁があればぁ・・・男なんて『うぅっ!』てイって、そこで殺!ぁあ〜ん快感vにゃは♪」
他の草の者や敵方が彼女のことを言うと、二人とも同じことを言う。それは『血と姦淫を大変好む困ったさん。』『快楽魔の降臨』『男でも女でも犯したくなる女狐』…等。様々な淫乱ぶりを耳にしている。

「にゃんと!たっぷりの精液じゃん。アタシのがドロドロ〜。もぅ、指で掻き出すっきゃな…やっぱり〜一緒にイキまくりながら〜アタシの精液を吸ってもらいましょっか!」
「んふふのふ〜v一杯可愛い顔してもらいに〜vついでにアタシも絶頂ついでの快・感vの宴ぇ〜♪いざお姫様のもとへ〜!」
……さすが、『快楽魔』。彼女の足は何処の『お姫様』のもとへ行ってしまったのだろう。彼女の衣服を残して…

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「さぁ〜て、到着到着vまだ夜明け前だから眠っていると思うわねん」
くのいちは自慢の俊足でこの紀州の山奥の庵にわずか4,5刻の間に到着し、彼女曰くの『かわいいお姫様』の閨の側にいた。
そして障子に指で穴を開けて閨の中身を見てみると、彼女にとって信じられない風景を目にしてしまった・・・
「やだよう、何で・・・アタシの、アタシの幸村さまが、あんな伊賀者に抱かれてるの?いくら幻術に掛かっているからって・・・何で首を絞めて殺さないのよ!抵抗しなよ!アタシ以外に快楽に委ねないでよ!」
自分のお気に入りの少女を目の前で犯し、赤茶色の髪を撫で、胸元や脚に痣を付けていく。全く息を荒げることも無く奴は、少女の秘部に精液を流し込んでゆく・・・それはくのいちにとっては、只お気に入りを汚されただけではなく、嫌な男との間の子供を作らされる今の少女の立場にあることを代わりに奴を八つ裂きにして殺そうとしたその時、
「ぅあぁっ!なんかきてるぅ!」
他の男がアタシの陰部を後ろから陰茎で突いてきた。気配なんて全く無かったし、頭に血が昇っていたせいでもあったが、不覚であった。むしろ全裸で覗き見をしていたら『私は変態です。犯してくださいませ』と言っている様なものだということも後悔しても遅かった。
「ふっ・・・バカな奴だ。出歯亀しながら愛液垂らしてよ、犯せって言っているようなもんじゃねぇか!」
「ぅぐぅう…」
「にしてもあの女子、大御所様が眼福と仰られるとうりの美人だ。可哀想にガキが産まれたらガキは俺らのとこへ、あいつは此処で頭首さまやお偉い様の子を死ぬまで産み続けるか、大御所様に駿府で飼われるしか道はないのさ。」
「な、なによ・・・そんなこと信じる・・・もんか・・・」
「へぇ〜こんなに絡み付いてきているのに、まだ強気かい?じゃあこれでどうだ?」
「あ、あぁぁっ!だ、駄目!中で大きくなりすぎだよぉ!お・・・お願い、ぅあ・・止めてぇ、壊れちゃう…あはぁっ!」
「ほら、お前もあいつと共に逝っちまいな!!」
「い、いやぁあ!!逝っちゃう、だ、出さないでぇ・・・あぁぁっ!あ、熱いの来てる…最悪ぅ…ぁ、はぁ、はぁっ・・・」

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「ふんっ!結構大口叩いていても、所詮は淫売。おまえはどう足掻いてても男に尻を向けるしかないくのい…ぐあっ」
「あんたの様なバカでヘボヘボでテクは最低な奴に、アタシを逝かせられると思ったら10年早いんだよ!」
相手にとって見たら、絶頂を迎えた後に何故こんなに早くに動けることが出来るのか解らなかった。ギリギリと細腕で首を絞められながら・・・
「ま、ありがたい情報はさっき貰いましたからねvこれはアタシからのプ・レ・ゼ・ン・ト!」
「こ、この女狐がぁ…!」
ゴキリ、ゴキゴキッ!
「ふぅ、またつまらぬ物を斬ってしまった・・・ってね」
「さぁ〜て、大型のゴミは、山奥に捨てちゃいましょうか。・・・絶対にあいつを殺してやる。アタシの大好きな人の分と一緒に・・・」


翌朝、淫夢をまたみてしまったと思い彼女は起き上がろうとしたが、なにかに圧し掛かられて重いのと、乳房や秘部に触られている感覚に気づいた。
「…ん?あっ…、こ、こら!何をしている!?」
「んふふぅ〜、えっちな朝のお知らせにきました〜。」
「そんな冗談はやめ…あっ、やめて、そこは…きゃぁっ!」
「へぇ〜おっぱいは前見たときよりもボインちゃんになってる!でも、まだまだ弱いんだねぇ〜。」
「やめ、ほんとに、あっ、あぁっ!駄目お願い」
「その代わり〜アタシのもいっぱいしてねvアタシが潮を吹くまでよ。さぁて、潮吹きするまで逝かせるわよぉん!にゃは♪」
遊び半分に思われたっていい。アタシはただあいつの子供を産ませたくないから・・・
季節が変わった頃にまた行ってみたら、お腹の辺りが膨らんでしまっていた。悲しそうに笑いながらも大丈夫といった少女に初めて同情した。


くのいちの餌食になるのはどこのお姫さまかと思ったら、上田城防衛戦の続きになってるんですね。
ふざけているようでも幸村のことを好きなんですねー、くのいち。
掲示板への私のレスが、少しでも参考になったのであればとても幸いですー
本業に力を入れるとのことですが、また何か考えついたらどうぞお書き込みくださいね!
ありがとうございました〜!

ぎゃらり〜へ